くらし まちかどウォッチング

地域のイベントや話題となった出来事などを写真付きで紹介するコーナーです
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■市庁舎跡地の未来を考える
市民の声をもとに提言書を提出
8月29日、朝倉市庁舎跡地等活用検討委員会の井上委員長が、市庁舎移転後の跡地活用に関する提言書を林市長へ提出しました。林市長は「今後のまちづくりに向けた重要な方向性として、皆さまの思いをしっかり受け止め、魅力あるまちづくり政策の参考といたします」と述べ、市民の声を尊重したまちづくりへの意欲を示しました。
委員会は、各種団体の代表の市民10人で構成され、令和6年8月から検討を重ねていただきました。提言書では、防災・安全機能の強化、地域交流や健康増進施設の整備、子育て・教育支援施設の導入などが示されています。

■第19回朝倉市民平和祭
戦後80年改めて平和への祈りを
8月31日、ピーポート甘木で第19回朝倉市民平和祭が開催されました。今年は「頓田の森の悲劇」での先生と子どもたちの絆を描いた劇「晴れのち、ゆめ」を上演。地元中高生や団体の有志の皆さんが、鬼気迫る当時の状況を熱演しました。
この日は360人が来場しました。会場では、「頓田の森の悲劇」を経験した中野公子さんが世界平和への祈りを込めて作成した折り鶴が配布され、戦時下の写真などを紹介するパネル展示も開催。改めて平和の尊さについて考え、戦争の記憶を後世に伝える場となりました。

■Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント2025
女王卑弥呼が朝倉をPR
8月28日~31日に行われたKBCオーガスタ(芥屋ゴルフ倶楽部)で、女王卑弥呼が朝倉をPRしました。会場内のブースで重松農園のレモネードや柿のセミドライチップを販売し、初のテレビ中継にも挑戦。「朝倉が大好きです」などと声をかけられることもあり、朝倉の魅力をたくさん発信できました。

■避難所でのプライバシー確保に
災害避難用の備品が寄贈されました
8月19日、両筑測量設計協同組合から市へ災害避難時用ワンタッチパーテーションが寄贈されました。同組合の宮﨑代表理事は「組合として地域の皆さんに貢献したく寄贈します。災害時などにご活用ください」と話しました。寄贈されたパーテーションは災害時の避難所などで活用する予定です。

■甘木川花火大会流灌頂(ながれかんじょう)法要会
朝倉の夜空を彩る満開の花火
8月23日、小石原川甘木橋下流で「第74回甘木川花火大会流灌頂法要会」が開催されました。約4000発もの迫力ある打ち上げ花火は、訪れた人たちを魅了。夜空を彩る満開の花火に、会場からは歓声が上がっていました。
花火大会後に行われた流灌頂では、日清・日露戦争や第2次世界大戦での戦没者、平成29年7月九州北部豪雨での犠牲者を供養。ろうそくの火をともした灯籠が川に浮かべられ、辺りは温かい光に包まれました。

■原鶴温泉の新たなにぎわいづくり
原鶴湯ったりよかぜ祭り開催
7月26日~8月31日、原鶴温泉水辺広場周辺で、「原鶴湯ったりよかぜ祭り」が開催されました。期間中、竹あかりライトアップやデジタルスタンプラリーが行われました。毎週土曜日には夜市も開かれ、デジタルチャンバラやシューティング、鵜飼ショーなどさまざまな体験コーナーも充実。花火も打ち上がり、訪れた人たちは原鶴温泉で楽しい夏を過ごすことができました。

■朝倉市・高鍋町姉妹都市の絆
スポーツ少年団交流で深まる友情
8月9日~10日、朝倉市と高鍋町のスポーツ少年団交流事業が行われました。両市町の交流が始まったのは昭和55年。2年ごとに交互に訪問してきましたが、コロナ禍の影響もあり、今回7年ぶりに高鍋町で開催されました。両市町合わせて約40人の団員が参加し、ボッチャ・モルックなどのスポーツ交流や、食事会を通して友情を深めることができました。