スポーツ 選手インタビュー

ライジングゼファーフクオカの中田選手に独占インタビュー!

志免町とフレンドリータウン協定を結んでいるプロバスケットボールチーム「ライジングゼファーフクオカ」。同チームで活躍している福岡出身の中田嵩基(しゅうき)選手がインタビューに答えてくれました。
「バスケを始めたのは、先にバスケをしていた姉の練習について行ったことがきっかけです。僕もシュートを試してみたのですが、全然入らなくて。悔しくて何度も練習しているうちに、気づいたらバスケ部に入っていました(笑)。小学時代には志免南ワイルドキャッツとも対戦したんですよ。プロになる夢をはっきり意識したのは中高生の頃です。両親は『(プロに)なれるよ』ではなく、なるためにはどうしたらいいのか、ということを考えさせてくれました」
加えて中学時代の恩師で、現在ライジングの取締役育成部長でもある鶴我隆博氏との出会いも中田選手のバスケ人生に大きく影響を与えます。
「『迷ったら苦しい方を選べ』と鶴我先生がよくおっしゃっていて、眠たくても朝練をしたり、苦しくても1周多く走ったり。小さな積み重ねを続けて自分を律してくれる大切な言葉になっています」
プロ選手として活躍を続ける中田選手ですが、平均身長が190cmを超える中で174cmと小柄で、これまでのバスケ人生では悔しい思いをしたことも少なくなかったと続けます。
「高校時代にU19の日本代表に選出されたものの試合に出られなかったことが、自分の弱みと強みを考えるきっかけになりました。小柄な身長も弱みと捉えれば弱みですが、小さいからこそ相手の足元を抜く強みにもなる。逆転の発想で自分をどう生かすか、コートの外でも考えるようになりました」
大学時代にライジングからオファーを受けた時は、地元福岡のチームを強くしたい、福岡のバスケを盛り上げたいという思いが湧き上がったそうです。
「志免町でも協定をきっかけに、バスケ人気が高まればうれしいです。2月22日に開催されるライジングの志免町応援デーでは、大きな選手同士がぶつかり合い、ダンクを決める迫力を純粋に楽しんでください。チアリーダーやMC、アリーナグルメなど盛りだくさんで、バスケをよく知らない人も楽しめるかと思います。子どもたちはもちろん、大人の皆さんもライジングを見て元気になってほしいです」