- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県志免町
- 広報紙名 : 広報しめまち 2025年3月号
(5)粕屋町
『布芝居絵本 かすやのむかしばなし』
布で遊ぶおひさまの会・粕屋町立図書館/制作
粕屋町および周辺地域に伝わる昔話を題材に、図書館ボランティア「布で遊ぶおひさまの会」が製作した布芝居作品6点をまとめ、粕屋町立図書館開館20周年記念として出版した絵本です。一部の作品は図書館イベント「一針体験」として、来館者の皆さんにも製作に参加してもらっています。楽しくふるさとのことが学べる1冊です。
〇手作りの暖かさが紙面からも伝わってきます。郷土の偉人・長卯平が題材の布芝居は授業でも活用されています。
(粕屋町立図書館 山内)
住所:糟屋郡粕屋町若宮1丁目1番1号
開館時間:午前10時~午後6時(※金曜日のみ午前10時~午後7時)
休館日:毎週月曜日、毎月最終木曜日
問い合わせ先:粕屋町立図書館
【電話】092-939-4646
(6)篠栗町
『南の館の物語』
前野りりえ/作、竹崎陽子/絵
平安時代前期。藤原時平の陰謀により、無実の罪をきせられ、太宰府に左遷された菅原道真。この本では、道真の娘・紅姫の視点から太宰府での苦しい生活が描かれています。この紅姫の名前が付いた『紅姫稲荷社』が篠栗町にあることを知っていますか?本を読んだ後、神社を訪れてみたくなる1冊です。
〇悲しくも美しい物語の絵本です。ぜひ手に取ってみてください。
(社会教育課 図書館担当 上田)
住所:糟屋郡篠栗町中央1丁目9番1号
開館時間:午前10時~午後6時(※金曜日のみ午前10時~午後8時)
休館日:毎週月曜日、毎月最終木曜日
問い合わせ先:篠栗町立図書館
【電話】092-948-3333
(7)志免町
『日本の石炭産業遺産』
徳永博文/著
13年間にわたり調査した全国の炭鉱遺産の記録を掲載。何度も現地を訪れ、多くの資料を研究し、執筆したそうです。わが国の近代化の軌跡に触れることができる内容で、志免町が誇る国の重要文化財「旧志免鉱業所竪坑櫓」も登場します。志免町の人だけでなく、たくさんの人に読んでほしい一冊です。
〇この本、私が執筆しました。
(社会教育課 徳永)
住所:糟屋郡志免町志免中央1丁目3番1号 町民ふれあいセンター3階
開館時間:午前10時~午後6時
休館日:毎週月曜日(第4月曜日を除く)、毎月最終水曜日
問い合わせ先:志免町立町民図書館
【電話】092-935-1007
(8)須恵町
『山里の田舎なれども 田原家文書に見る筑前上須恵の繁栄と暮らし』
樋脇由利子/著
江戸時代、須恵町には有名な眼病診療所があり、その門前には治療を求めている人々のためにたくさんの民宿があり、栄えていました。診療所の傍ら製薬業を営んできた庄屋田原家に残されていたたくさんの古文書をその子孫である作者が読み解き、一冊の本にまとめています。当時の須恵町の暮らしが偲ばれる一冊です。
〇この他にもおすすめしたい本がたくさんあります。みなさんのご来館をお待ちしています。
(須恵町立図書館 三丸)
住所:糟屋郡須恵町上須恵1167番地1
開館時間:午前10時~午後6時
休館日:毎週月曜日、毎月最終木曜日
問い合わせ先:須恵町立図書館
【電話】092-932-6364
(9)宇美町
『君を忘れる朝がくる。五人の宿泊客と無愛想な支配人』
山口幸三郎/著
宇美町出身の山口幸三郎先生が書かれたこの本は、一晩眠ると消したい記憶だけが消える不思議な部屋のあるペンション「レテ」に泊まる5人の宿泊者と不愛想な支配人の物語です。他にも松坂桃李さん主演でドラマ化された「日暮旅人シリーズ」など過去の作品から最新作まで取り揃えています。
〇山口先生から寄贈頂いた「山口幸三郎文庫」も館内にあります。
(宇美町立図書館 井上)
住所:糟屋郡宇美町平和1丁目1番2号うみ・みらい館
開館時間:午前10時~午後7時
休館日:毎週月曜日、毎月第4木曜日
問い合わせ先:宇美町立図書館
【電話】092-932-0600
※年末年始などのその他休館日は、各市町のホームページをご覧ください