健康 みんなで安心〔認知症をもっと身近に!〕

■認知症予防の第一歩は「食」から
年齢を重ねるにつれ「食欲がない」「料理が面倒」と感じていませんか?こうした状態が続くと、知らないうちに「低栄養(栄養不足)」になってしまうことがあります。
低栄養は、体力を失うだけでなく、脳の働きにも影響し、認知症のリスクが高まることがわかっています。年齢とともに、食欲が落ちたり、味の感じ方が変わったりすることは自然なことです。そのため「意識して食べなきゃ」とがんばりすぎるよりも、今の自分が「無理なく食べられるもの」を上手に取り入れることが、栄養を保つためのコツです。

◇食べる力をゆるやかに支える3つの工夫
(1)少量でも栄養のあるものを
食欲がないときは、卵、豆腐、ヨーグルト、チーズ、納豆など、食べやすいものを選びましょう。
(2)料理がつらいときは市販の食品も活用
缶詰(サバ、焼き鳥、大豆など)やレトルトのおかず、冷凍食品なども栄養源になります。
(3)食べる時間は「楽しい時間」に
好きな音楽やテレビを楽しみながら、または誰かと一緒に食べて気持ちがほぐれる時間を過ごしましょう。

食べることは、身体だけでなく心と脳の健康を守る基本です。無理せず、自分のペースで「食べること」を見直し、将来の脳の健康を守っていきましょう。

◇かすやおしゃべりカフェ 10月イベントのお知らせ
今月は、「ハロウィンにちなんだお菓子づくり」を実施します。参加者同士で一緒に楽しくお菓子づくりをしてみませんか。認知症についての悩みなども気軽に相談できます。
日時:10月28日(火)14:00~15:00
場所:サンレイクかすや 調理室
※事前申し込みは不要です。認知症に関心のある方はどなたでも参加できます。

問い合わせ:粕屋町高齢者支援課地域包括支援係(地域包括支援センター)
【電話】938-0229