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■大仕事!消火活動での放水
火災が起きた時、消防団員や消防士がいち早く火災現場へ向かい、消火活動を行います。鎮火するためには大量の水が必要になるため、消防団員たちは、太いホースを使って長時間に渡り放水し続けなければなりません。
さて、消火活動で使用するホースは、どのくらいの水を噴射できるか知っていますか?
皆さんが普段使用している家庭用の蛇口では、全開にすると1分間に約10~20Lの水が出ます。消火活動での放水は、弱くてもなんとその10倍以上!1分間に200~300Lが噴射されるのです。
放水ノズルを持つ人には、20kgの物を1m程度の高さから落とした時の衝撃と同じくらいの反動があるそうです。油断すると後ろに吹き飛ばされてしまうほどの放水を長時間行うために、放水する人のそばに補助員がつくなど、団員たちが協力して消火活動に当たります。
連携してまちを守る消防団。その活動には人の手がたくさん必要になります。少しでも興味があれば、防災安全係や消防団員へ気軽に声をかけてくださいね。

◆MEMO 消火活動に使う道具
▽ホース
1本で約20m、約8kg!伸ばしてつなげて巻き取って、自在に操ります。

▽放水ノズル
ホースの先に接続して放水!

▽分岐管
ホースを二股に伸ばすことも!

問い合わせ:防災安全係