- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県大木町
- 広報紙名 : 広報おおき 2025年10月号No.535
■ジュニアリーダー育成事業~40人の小中学生が山登りと野外炊飯に挑戦~
8月30日・31日、1泊2日で小学生自然体験事業(ジュニアリーダー育成事業)が行われました。町内の小学4~6年生32人とジュニアリーダーの中学生8人が参加しました。
1日目には山登りに挑戦。リーダーを中心に、登れない子を同じ班の子が声をかけながら一緒にゆっくり登ったりなど助け合う子どもたちの姿が見られました。頂上まで到達した子どもたちからは、「頑張ったね!うれしい」と喜びの声が聞かれました。山頂での昼食後はアスレチックに挑戦したり、夜はプラネタリウムで星空学習も行いました。
2日目には、野外調理に挑戦。薪を焚(た)いて飯盒(はんごう)炊飯やカレー作りを行いました。ご飯が焦げたりうまくできなかったりした班もあったものの「自分で作ったご飯は最高だね」と子どもたちの感想が聞かれました。
スポーツ協会の石崎事務局長は、「事前研修から本研修まで、回数を重ねるうちに、子どもたちの団結が強くなり、中学生が小学生を支援してくれるなど、それぞれ成長する姿を見ることができました。子どもたちが相手を思いやり、助けようとする気持ちや、仲間と最後まで諦めずにやりとげる気持ちを持てるようになればという思いでこの事業を行っています。大人のスタッフや中学生・小学生のつながりを今後も深めていきたいです。」と話されていました。
■ヤング友愛野球クラブ 全国大会出場表敬訪問
8月6日、ヤング友愛野球クラブ監督の國武公俊(くにたけきみとし)さん・選手の堀田悠生(ほりたゆうき)さん・浦田琉生(うらたるい)さん・廣松透真(ひろまつとうま)さん・熊丸哩輝(くままるりき)さんが、静岡県で開催される第13回ヤングリーグジュニア選手権大会への出場を広松町長に報告しました。
選手たちの「良い試合をしたいです」との意気込みに対し、広松町長は「自信を持って頑張ってください」と激励の言葉を贈りました。
■スポーツ協会 不要となったソフトボールを寄贈
8月26日に、三潴高校と杉森高校のソフトボール部へ150球ずつ計300球のソフトボールを寄贈しました。
町民ソフトボール大会で使っていたボールの規格変更で、使用しなくなったボールが高校生の練習用として再利用されていきます。
当日は北原教育長が各学校を訪問し、「廃棄ではなく、次の使い手にという、もったいない宣言のまち・大木町らしい取り組みを今後も行っていきたい」と話していました。
■第61回筑後バレーボール選手権大会開催
9月7日、総合体育館と大莞小学校体育館で筑後バレーボール選手権大会が開催されました。近隣市町、県外から15チーム・215人の参加がある中で、部門別に熱戦が繰り広げられました。
〔大会結果〕
▽男子の部
優勝 筑後市県民(筑後市)
準優勝 白球会(久留米市)
▽女子の部
優勝 志友クラブ(久留米市)
準優勝 荒尾クラブ(荒尾市)
▽ママさんの部1部
優勝 みづまママ(久留米市)
準優勝 大木ママ(大木町)
▽ママさんの部2部
優勝 ポコポコ(大牟田市)
準優勝 JOY(大川市)
■中学生が清掃活動に参加~地域を清掃し、きれいなまちへ~
9月6日、大木中学校と地域のボランティア団体「ポイ捨てごみをなくし隊」が協力し、清掃活動を行いました。中学生や保護者、地域住民など総勢155人が参加し、大木中学校周辺の道路や歩道などを清掃しました。
早朝7時から始まり、約1時間にわたって行われました。たばこの吸い殻、空き缶、びん、ペットボトルなどのポイ捨てごみを集めた結果、約40キロのごみを回収しました。
参加した中学生からは「通学路がきれいになってうれしい」「清掃活動を通して、町の環境を守る大切さを実感した」「来年もぜひ参加して町をきれいにしたい」といった感想が寄せられました。また、保護者や地域のボランティアからも、「子どもたちと一緒に町をきれいにできて達成感があった」「地域のつながりを感じられるよい機会になった」との声が聞かれました。
この活動は、地域全体で環境美化に取り組む大切な機会となっています。参加者一人ひとりの行動が、町をきれいで住みやすい場所にする力になっています。
