健康 「いただきます」で始まる1日 朝ごはんは元気のスイッチ

「忙しい朝、つい朝ごはんを抜いてしまう」そんな経験ありませんか?
子どもを送り出す準備に追われたり、仕事や学校に急いで出かけたり、朝はあっという間に時間が過ぎていきます。近年、「朝ごはんを食べない」という人も増えてきています。
朝ごはんは1日を元気にスタートさせるための大切なエネルギー源です。

■朝ごはんのチカラ
◇体のエネルギー源
就寝中に使われたエネルギーや午前中に使うためのエネルギーが補給され、集中力や判断力、記憶力がアップします。

◇脳や体がしっかり目覚める
胃や腸などの消化管が動き出します。それによって寝ている間に低下した体温が上昇し、脳や体が目覚めます。

◇生活リズムが整う
1日のリズムを司る体内時計の周期は24時間よりも少し長めです。朝食は体内時計をリセットし、生活リズムを整えます。

◇代謝アップで太りにくい体に
1日の代謝が活性化されます。
朝食を抜くと体がエネルギーをため込みやすくなり、かえって太りやすくなります。

◇腸が動き出して、便秘予防
排便リズムが整います。食べ物が空っぽの胃を刺激することで、腸が活発に動き出し、排便を促します。

◇心が落ち着き、前向きな気持ち
血糖値が安定してイライラしにくくなり、ストレスを感じることが少なくなります。

■簡単な食事から始めてみよう!
◇STEP1 手軽なものでまず一口
おにぎり、ヨーグルト、果物、スープなど、食べやすいものから始めましょう。朝は食欲がないという人は、水や牛乳を飲んで胃を目覚めさせるのがおすすめ。時間のない人は前日に準備しておきましょう。通勤・通学中に購入するのも◎。

◇STEP2 プラス1品でバランスアップ
朝ごはんを食べることが習慣化してきたら、品数を増やしてみましょう。ごはんに納豆や卵、パンにチーズやレタス、ヨーグルトに果物、インスタントみそ汁に冷凍野菜など。

◇STEP3 主食・主菜・副菜をそろえる
品数を増やすことに慣れてきたら、主食、主菜、副菜をそろえたバランスの良い朝ごはんに挑戦してみましょう。さらに乳製品や果物を加えると、カルシウムなどのミネラルやビタミンを効率よく摂取できます。

問合せ:健康課
【電話】0944-32-1280