くらし 防ごうサル被害!

サルは、一度エサ場を覚えると何度もやってきます。
町と地域が一体となって、被害にあいにくい集落づくりをしましょう。

■地域での取り組み
▽近づかせない!
・電気柵の電源は切らない
・サルが嫌いな野菜を畑の外側に植える
▽採らせない!
・農作物は見えない場所に置く
・廃棄する農作物や生ごみも隠す
・収穫しない果樹は切る
・収穫で落ちた稲や二番穂は耕起する
▽守る!
・山から農地への通り道は見通しを良くする
・いつも被害にあう果樹は樹高を低くして守りやすくする

■町の取り組み
香春岳周辺のサルの群れに発信機をつけ、巡視員がサルを追い払っています。
サルが接近しそうなときは、サル巡視車から注意喚起の放送を流しながら集落を巡回しています。

▽放送が聞こえたら
・家や畑周辺のエサになるものは片づける
・早めに収穫できるものは収穫する
・柵や追い払い用のエアガンの点検をする
・戸締りをして、窓から食べ物が見えないようにする

■Q and A よくある質問にお答えします
Q サルを見かけたらどうしたらいい?
A サルを家の近くで見かけたら、すぐに追い払ってください。被害がないからとそのままにしておくと、だんだん人間に慣れて怖がらなくなります。農作物被害がない時でも、追い払いましょう。
サルに近づいていき距離をつめたり、石を投げたり、爆竹やエアガンなどを使用したりして追い払います。複数人でするとより効果的です。
※追い払いに自信がない人や、威嚇するサルなど、危険だと思ったら役場か警察へ連絡してください。
※子どもはサルを刺激せずに、静かに立ち去るよう、ご家庭でも指導をしてください。

Q 追い払って意味があるの?
A あります。サルに警戒心を与え、人とサルの住む境界線を理解させることがサル被害を無くすカギです。
誰かが爆竹やエアガンで追い払っていることに気が付いたら、集落で声を掛け合い、一緒に追い払ってください。巡視員だけで追い払うより高い効果が現れるようになります。

Q 追い払うより捕獲した方が良いのでは?
A 捕獲も必要な手段で、町では捕獲活動をしています。
サル対策は捕獲、追い払い、防除(引き寄せない取り組み)の3つを組み合わせて行うことが効果的です。捕獲の効果を高めるためにも、地域に住む一人一人が防除を行うことが重要です。

問合せ:産業振興課 農林業振興係
【電話】32-8406