くらし 村の元気 赤村の1コマ(1)

■9/11 幼児と保護者の皿づくり
~親子のスキンシップサロン~
0歳児とその保護者を対象に、親子のふれあいを楽しんでもらうイベント「親子のスキンシップサロン」。今回はオリジナルの皿を作るイベント「ポーセラーツ」が保健センターで行われ、2組の親子が参加しました。
ポーセラーツとは花や動物、乗り物など、用意された多くのシールの中から好みのデザインを選び、転写紙を使用することで皿に描いていくものです。参加者たちはシールの種類や配置を考えたり、我が子の名前のイニシャルを書いたりと、好みのデザインでオリジナルの作品を作り上げていました。
参加者からは「かわいいお皿で用意する離乳食が楽しみです」と感想があり、すてきな思い出作りとなりました。

■9/12 伝えておきたい「税」の大切さ
~赤小学校で租税教室~
税のしくみやその役割について知り、正しい理解を深めてもらうための「租税教室」が開かれ、赤小学校6年生を前に役場税務係の谷文(たにあや)主査が講義を行いました。
講義では「もしも税が無ければどのような社会になるか」を映したアニメが放映されました。租税制度が無ければ学校は有料となり、事故や事件が起きても警察や消防が出動できず、医療や福祉、水道、ゴミ収集、道路の整備など、社会生活を支えるあらゆるインフラが機能しなくなってしまうことなどを、わかりやすく伝えました。
また1億円(クラス全員にかかる1年分の教育費に相当)の模造品を手に持つ体験も行われ、児童たちは税の大切さを体感している様子でした。

■9/21~30 ボランティアが登校見守り
~交通安全啓発~
県の「秋の交通安全運動週間」に合わせ、赤小中学校前交差点周辺で街頭啓発が行われました。田川交通安全協会赤支部ほか、赤駐在の末松佑樹(すえまつゆうき)巡査長や役場職員などが沿道に立ち、児童や生徒の通学路の安全を見守りました。
登校時間の7時30分~8時過ぎにかけ、県道では送迎や通勤により多くの車が往来します。特に秋以降は日没が早まり、夕暮れの時間帯に事故が増えやすい傾向があります。早めのヘッドライト点灯や、歩行時の反射材の活用、自転車乗車時のヘルメット着用など、できることから事故ゼロの村を目指していきませんか。

■9/25 田んぼで学ぶ米づくり
~赤小児童が稲刈り体験~
赤小学校の5年生は、ふるさと・赤村の米づくりについて学びを深める「総合的な学習」の一環として、旧上赤分校近くの田んぼで毎年田植えと稲刈りを体験しています。
6月には手植えを体験した児童たち。今回は、3カ月半で大きく成長し、たわわに実って頭を垂れた稲穂の収穫を体験しました。児童たちは講師の小川次男(おがわつぎお)さんに倣い、右手に鎌を、左手に稲をつかみ、ザクザクと音を立てながら等間隔に植わった稲を手作業で刈り取りました。泥に足を取られる田植えよりも動きやすいのか、1.5m×15mほどに植わった稲は児童たちの手により1時間足らずできれいに刈り取られました。収穫後はバッタやカエル、メダカなど田んぼの周りに巣くう生き物を追いかける姿が見受けられ、上赤区の風景に子どもたちの元気な声がこだましました。
稲は精米後に児童たちを通じ家庭へと配布される見込みとのことです。