くらし 村の元気 赤村の1コマ(2)

■9/26 元日本代表が赤小に来訪
~ラグビーの魅力伝える特別授業~
7人制女子ラグビーの元日本代表・藪内(やぶうち)あゆみさんが赤小学校を訪れ、5年生を対象にラグビーの魅力を伝える特別授業を行いました。
4チームに分かれた児童たちは、ラグビーボールを手にパスやキックを使ったボール運びや、相手の守備をかいくぐって得点を狙う疑似的な「トライ」などを体験しました。「どうすればより早くボールを運べるか」をチームメンバーで相談する時間も設けられ、児童たちはアイデアを出し合いながら、互いに協力することの大切さを考えていました。
身長155cmと、アスリートとしては小柄な藪内さん。もともとピアノやエアロビクス、バスケットボールなどに取り組んでおり、ラグビーを始めたのは大学からなのだとか。「何かにチャレンジするときに『遅すぎる』ことはありません。どんなことであっても、何歳になってからでも、失敗を恐れずトライすることに意味があります」と、挑戦することの大切さを説いていました。
児童たちは藪内さんへの感謝の気持ちとして、前日の「稲刈り体験」で収穫したばかりの稲をプレゼントしました。

■9/27 鉄道ファンへトロッコをPR
~「へいちくフェスタ」参加~
平成筑豊鉄道が毎年実施している金田駅の車両基地公開イベント「へいちくフェスタ」に赤村のブースが設けられ「赤村トロッコ油須原線」のPRが行われました。
PRブースではイベントに訪れた子ども連れを対象に、菓子や玩具が当たる抽選会が実施されました。抽選用のクジには、赤村トロッコの乗車券として以前使用していた旧式の「硬券キップ」を使用。車掌が改札でハサミを入れる、昔ながらの「キップ切り」体験コーナーや、オリジナルスタンプコーナーも設置。赤村トロッコをPRしつつ、今後の来村を促しました。
トロッコへの関心は高く、「保育園のための臨時運行で子どもと乗りました」など、声をかける来場者の姿も見受けられました。

■10/4~5 泰平願う笑顔の祭りこれからも
~秋葉神社神幸祭~
油須原区で無病息災・五穀豊穣を祈る神幸祭が今年も開催されました。
神幸祭の始まりは天保9年(1838)に大火が起こり、地域が焼き尽くされてしまったことに始まります。災禍を2度と起こさないという思いがお祭となり、伝統を今へ伝えています。
秋葉神社で祭典を終えた神輿はのぼり旗や太鼓と共に新道方面へと歩みを進めました。恵比寿堂から動き出した山車は雨天のため予定を変更し、一旦灰坂方面へと進みました。今年「きやり取り」を務めたのは赤小2年生の宮﨑蘭(みやざきらん)さんと1年生の末松健(すえまつたける)さんです。祖父世代から子世代、孫世代へと、地元の男子へ口伝で継承されてきた伝統の舞が今年も祭りに活気をもたらしました。
夜には恵比寿堂でバザーを開催。舞台上では赤村縁太鼓、我鹿太鼓の2団体による和太鼓の演奏が披露され、参加者たちは祭りの活気を分かち合いました。

■10/5 村民総出の清掃イベント
~道路愛護~
地域の清掃ボランティア・道路愛護活動が村内各地区で行われました。毎年2回、5月と10月に住民全体で取り組まれているこの活動。参加者たちは早朝から沿道の草刈りやゴミ拾い、落葉や泥がたまる側溝の清掃などを行いました。30℃に迫る残暑のなか、参加者たちは汗を流し清掃にあたっていました。中村村長も参加し、今回は上赤区での清掃に従事しました。今後は他の区へも順次参加していく予定です。
道路を美しく保つことは、景観美化だけでなく、交通事故を防ぐことにもつながります。農耕車を使用するときはタイヤの泥を落とし、周囲の安全に配慮した走行をお願いします。