くらし 令和7年度吉富町の予算(1)

町では限られた財源の中で最大限の効果を得られるように、町民の皆様のため、町の発展のために様々な取り組みを行っています。令和7年度予算案の概要をご報告します。

本町では昨年度「SDGs未来都市」の指定を受けるなど、国が進める先進的な取組について、小さな町でもできることに積極的にチャレンジしてきました。令和7年度はこれまで積み重ねてきた経験も踏まえ、改めてしっかりと足元を見つめ直し「町民の幸せが一番のまちづくり」をスローガンに、町民の皆様が事業の効果を実感し幸せを感じていただけるような政策に重点を置き、かつてない規模で新規事業に取り組みます。その結果、総額は42億9,700万円と過去最大となりました。

■一般会計の概要
町の主要財源である町税は2.6%の増額、地方交付税は4.7%、国・県支出金は21.6%の増額が見込まれ、町の借金である町債は20.3%の減額を予定しています。一方歳出は、扶助費が12.1%、物件費が27.2%の増額等、対前年度比増額率が大きなものがあります。これは積極的な新規事業への取り組みや、継続事業の充実を行う予算を編成したためです。その分、町の負担も増えますが、ここ数年の歳入増加や歳出削減の努力により、大幅に町の貯金である基金も増加していますので、将来的にも十分に安定した財政運営が可能な予算となっています。

◇一般会計の歳入
※万円未満を四捨五入

◇一般会計の歳出
※万円未満を四捨五入