くらし 『高齢者虐待防止と早期発見』〜高齢者の権利擁護〜

●高齢者虐待とは
65歳以上の高齢者に対する養護者(※1)や養介護施設従事者等(※2)による、次のような行為を高齢者虐待といいます。
※1養護者高齢者を現に養護する家族、親族、同居人など
※2養介護施設従事者等介護サービス事業所や介護保険施設・老人福祉施設の職員など

▽介護・世話の放棄
介護や世話を放棄するような行為
▽身体的虐待
暴力などで身体に痛みを与える行為
▽心理的虐待
高圧的な言葉や嫌がらせなどで精神的な苦痛を与える行為
▽性的虐待
本人の合意がなく性的な行為を行うことやわいせつな行為
▽経済的虐待
財産などの無断使用や本人が望む金銭の使用を理由なく制限する行為

●高齢者虐待を防止するために
介護者の孤立や介護疲れから、虐待につながることがあります。ひとりで抱え込まず相談してください。
また、高齢者虐待の防止・早期発見には、地域の皆さんの日頃からの見守りが必要です。「虐待かもしれない」と思ったら地域包括支援センターに相談してください。相談者の秘密は守られます。

問合先:地域包括支援センター包括支援係
【電話】23-2122