文化 新しい「嬉野市史」を編さんしています

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◆煎茶の中興の祖「売茶翁」とゆかりのある史跡
売茶翁は芝山李之進の三男で、延宝3年(1675年)蓮池で生まれました。11歳で化霖について得度しました。京へ上り、禅を説きながら茶を売る翁を人々は「売茶翁」と親しみをこめて呼びました。
円明寺は、延明寺とも称し、下野辺田にあり、明治維新のとき廃寺となりました。この寺の開山は売茶翁の師僧の化霖(けりん)です。
また売茶翁の父である芝山李之進は、初代蓮池藩主直澄と二代直之に医師として仕えており、墓は「柴山権現」と呼ばれ五町田区にあります。
(参照:森敏治「塩田昔話」『塩田町報』91・117)

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