くらし 9月1日は防災の日です。命を守るため防災について考えよう

9月1日は「防災の日」です。「防災の日」は、関東大震災が発生した日であるとともに、台風シーズンを迎える時期でもあります。災害に対する心構えをしっかり行おうと、国は9月1日を「防災の日」として制定しました。
いつ起こるかわからない自然災害。「もしも」のとき、自分の身に何が起こるのか?周りがどうなってしまうのか?災害のときの状況を想像できれば、普段の心構えや備えも変わってきます。災害への備えについて、あらためて考えてみましょう。

◇自宅の災害リスクや避難先を確認しよう
・土砂災害や洪水災害の危険性が認められる場所を、防災マップで確認しておく。
・学校や公民館など、指定されている避難場所への避難経路を確認しておく。
・普段から家族で避難場所、避難のタイミングや連絡方法などを話し合っておく。

◇災害用伝言ダイヤル(171)を体験利用してみよう!
《災害用伝言ダイヤル『171』とは?》
地震、噴火などの災害の発生により、被災地への通信が増加し、つながりにくい状況になった場合に提供が開始される被災地のかたの安否確認を行う声の伝言板です。
毎月1日と15日は、災害用伝言ダイヤルの体験利用ができる日です。
いざ災害となっても、普段使っているものでないとなかなか使うことができません。
ぜひご家族や身近な方と一緒に体験しておきましょう。

《体験利用可能日》

◇避難のタイミングを考えよう
高齢者、障がいのある方、妊娠中の方、小さなお子さま連れの方など、避難に時間のかかる方は、「警戒レベル3 高齢者等避難」で避難を始めましょう。

■台風や大雨に備えて
台風や大雨は、毎年大きな災害をもたらしますが、警報などの防災気象情報を利用して、被害を未然に防いだり、軽減することが可能です。「台風や大雨の危険が近づいている」というニュースや気象情報を見聞きした際は、災害への備えを再確認しましょう。いざというときは、周囲の人にも声をかけ、ためらわずに避難しましょう。

◇台風について知ろう
台風の大きさは、強風域(10分間平均風速15m毎秒以上の風が吹いているか、吹く可能性がある範囲)の大きさによって下の図のように決められています。台風は数百kmの水平スケールをもつ大きな自然現象であり、中心付近でのみ災害が起こるわけではありません。
暴風域や強風域の情報に注意が必要です。また、台風から離れたところでも大雨による災害が発生する場合があります。

《台風の大きさ(強風域の半径)》
大型…強風域の半径500km以上
超大型…強風域の半径800km以上

■台風が接近する前に備えよう
《家のまわりの備え》
・窓や雨戸はしっかりとカギをかける。
・物干し竿や植木鉢等風で飛ばされそうなものは屋内へ移動させるか固定する。
・側溝や排水溝を掃除する。

《家の中の備え》
・外からの飛来物の飛び込みに備え、カーテンやブラインドを下ろしておく。
・断水に備えて飲料水を確保するほか、浴槽に水を張るなどして生活用水を確保する。

《非常用持出品を準備する》
持出品リストを確認し、すぐ持ち出せるように準備しておく。

◎チェックしてみよう
→ 持出品リスト
※広報紙P.3に二次元コードを掲載しています。
『日頃から準備・点検しておきましょう!』

◎持出品(例)
・水(1日3ℓ)
・現金(小銭)
・歯みがきセット
・電池・モバイルバッテリー
・食品(最低3日分)
・衣類(下着・洋服)
・タオル
・ティッシュ
・軍手
・携帯電話・充電機
・筆記用具
・懐中電灯(1人1つ)
・ビニール袋
・携帯ラジオ
・持病薬

◎まとめておきたい大切なもの
・免許証
・通帳・印鑑
・マイナ保険証・資格確認書等
・お薬手帳
・住所・氏名及び親族等の緊急連絡先を記入したもの

■情報収集手段を確認しよう
▽嬉野市防災メール
登録されたメールアドレスへ防災情報や緊急情報を配信します

▽嬉野市公式LINE
防災情報や生活情報をお知らせします。

▽嬉野市防災Web
防災情報や緊急情報を確認することができます。

▽気象庁「キキクル」
災害発生の危険度を地図上でリアルタイムに確認することができます。

▽九州停電情報提供アプリ
「九州エリアの停電・復旧見込み情報」をスマホでいち早くお知らせします。

※広報紙P.3にQRコードを掲載しています。

問い合わせ:塩田庁舎 総務・防災課
【電話】0954-66-9111