- 発行日 :
- 自治体名 : 長崎県島原市
- 広報紙名 : 広報しまばら 令和7年5月号
■聖観世音菩薩像が元の美しいお姿に
島原大変肥後迷惑のたとえとなった寛政4年の眉山大崩壊から233年が経った今、50年前眉山の麓に建立された聖観世音菩薩像の修復工事が完了し、元の美しいお姿で第50回の島原大変遭難者慰霊祭が執り行われました。
聖観世音菩薩像は50年前、本市の名誉市民である故有馬茂様のご寄付により、同じく名誉市民である、故北村西望先生が制作され建立されました。島原の街を見守り有明海や遠く阿蘇山をも眺める菩薩像は、この地域の平和の象徴でもあります。
長年の風雨により傷んでおられましたが、この度、故有馬茂様の孫にあたられる神奈川県川崎市在住の有馬良知様、純子様ご夫妻からの多額の浄財により修復されました。
この菩薩像に見守られながら改めて島原市の安心安全と未来永劫の繁栄を祈願いたします。