文化 ながさきピース文化祭2025 壱岐の島History

■かすまき
かすまきは、あんこをカステラ生地で巻いた和菓子です。江戸時代に朝鮮貿易で栄えた対馬藩において、参勤交代で江戸から帰った藩主の無事を喜び、長旅の疲れを癒すために考案された、と言われています。
対馬から伝わったかすまきを壱岐で最初に作ったのは、明治33年創業の丸善菓子店の創業者、長田善平(おさだぜんぺい)さんで、その後島内各所へと広まったそうです。
「壱岐は細巻き、対馬は太巻き」と言われていますが、店舗毎に製法、太さ、餡の種類などが異なり、それぞれ独自の進化を続けています。
壱岐を代表する銘菓として、島内外の子供から大人まで、幅広い年代の人々に愛されている和菓子です。

問合せ:ながさきピース文化祭2025 壱岐市実行委員会事務局(文化スポーツ振興課内)
【電話】47-0207