くらし ニュースうんぜん(2)

■岩戸小出身の若肥前 腕相撲などで後輩と交流
11月27日、大相撲・芝田山部屋の力士、若肥前(本名・酒井兼敏さん)が母校の岩戸小を訪問。後輩となる児童たちとさまざまな催しを通して交流を深めました。
15歳で角界入りした若肥前は、平成18年の3月場所で初土俵を踏んで以来、現役で土俵に立ち続けています。来年3月で閉校する同校は、閉校記念イベント「先輩に学ぶ」として交流の場を設けました。
若肥前は子どもたちと腕相撲をしたり、綱引きをしたり。「若肥前さんを押しちゃおう」コーナーでは、若肥前の大きな体に力いっぱい立ち向かっていく児童も。子どもたちは来春から西郷小に通うことになっており、若肥前は「岩戸小出身であることを誇りに、新しい学校でも頑張って」と、エールを送りました。

■風船に願いをのせて
「人権週間」に大空へ放つ
「人権週間」(12月4日~10日)にあわせて、「人権集会」が市内の小学校3校(多比良小、南串第一小、南串第二小)で開催されました。諫早人権擁護委員協議会の雲仙地区委員が学校を訪れ、人権啓発紙芝居などを披露。児童たちは「人権の花」であるヒマワリの種と、「いじめのない社会の実現」など人権への思いを込めたメッセージを風船に付け、空に放ちました。

■おかえりなさいヒマワリ
千々石第一小の全校児童が令和5年12月末、「人権の花」運動の一環で、ヒマワリの種やメッセージを付けて空に放った風船の1つが、約100キロ離れた熊本県嘉島町に到着。風船を拾った西部電気工業熊本支社の皆さんがヒマワリを育て、12月2日、その種を持って同校を訪れました。「人権の輪を広げよう」という子どもたちの思いが大空を舞い、別の地で花を咲かせ、再び種となって戻ってきました。

■小浜中学校吹奏楽部が15回目の金賞!
11月16日、第37回全日本マーチングコンテストに小浜中学校吹奏楽部が21年連続で九州支部代表(中学校の部)として出場し、金賞に輝きました。参加校の中で最少の17人で臨んだ同部は、息の合った演奏とステップを披露し、3年連続15回目の金賞という偉業を成し遂げました。