- 発行日 :
- 自治体名 : 長崎県新上五島町
- 広報紙名 : 広報しんかみごとう 令和7年5月号
このコーナーでは、島内外でギバル人を紹介します。
■「ありがとうとごめんねを忘れないで」娘の言葉を胸に、毎日フル稼働中!
蛤浜にある、気持ちの良い潮風と陽ざしが射し込むデッキ。コーヒーを淹れながら楽しそうに接客しているのが今回のギバル人、宇戸さんです。
Q.お仕事のきっかけは?
A.
上五島のことが大好きな主人の行動力が全ての始まり。荒れ地だったこの場所を、老若男女が気軽に集い、蛤浜を一年中堪能できる場所にしたいと開拓しました。店舗の企画も主人の「ないならやればいい精神」が根幹で、「集まる場所ないね」「マックないね」「夏しかすることないね」…そんな声に答えたいとアイデアを積み重ねた結果が、「はまぐりデッキ」です。
開業して最初の冬は閑古鳥が鳴いたり、コロナウイルスの影響があったり、台風に何度も飛ばされそうになったり笑、苦しい時期もありました。都度子どもたちに励まされながら打開策を考え、来ないならこちらから出向こう!とキッチンカーも始めました。今では蛤地区以外にも顔見知りが増え、待っていてくれる人もいる。皆さんに会えるのが私の楽しみです。
なにかやろう!というときは、本土のものをそのままもちこむのではなく島の良さをMIXさせることにこだわっています。島を盛り上げる一翼となれたら嬉しいです。
Q.これからの目標は?
A.自分にも店舗にも磨きをかけたい。これから先は新しいを得るよりも、持っている物の維持や洗練を、と考えています。そしておばあちゃんになるまでこのカウンターで、お客さんと笑っていれたら幸せですね。
■宇戸淳子(じゅんこ)さん 50歳
有川地区在住
推し:クム(愛犬)、アロマ(ほっこり入浴タイム)
趣味:voicyで耳から幸福
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噛めば噛むほど味の出る、優しいおちゃめな先輩です。
次号にてギバル人のお友達を紹介します。