くらし リチウムイオン蓄電池からの火災に注意しましょう

リチウムイオン蓄電池は、大容量の電力を蓄えることが可能で、繰り返し充電して使用できる電池です。その便利さゆえ、スマートフォンやモバイルバッテリー、電子タバコ、掃除機など、身の周りのあらゆる製品に内蔵されています。
リチウムイオン蓄電池には、衝撃を加えると発火するなどの危険性が潜んでいるため、正しい方法で使用又は廃棄しないと大きな事故につながる可能性があります。

■リチウムイオン蓄電池による電気火災を防ぐための主な対策
・使用する前に取扱説明書をよく確認する。
・衝撃を与えないよう適切に取り扱い、むやみに分解しない。
・製造事業者が指定する充電器やバッテリーを使用する。
・充電する際は整理整頓された場所や不燃性のケースなどに入れて充電をする。
・充電器の接続部が合致するからといって、充電電圧を確認せずに使用しない。
・膨張、充電できない、バッテリーの減りが早くなった、充電中に熱くなるなどの異常がある場合は使用をやめ、製造事業者や販売店に相談する。
・製造事業者の問合せ先の記載がない製品や販売店、製造事業者の連絡先に電話がつながらない製品もあるので、製品を購入する際には慎重に検討する。
・熱のこもりやすい鞄の中などでの使用を控える。
・万が一の被害に備えて不燃性のケースなどに収納する。
・処分する際は、製品の取扱説明書をよく確認する。
・不用品を処分する際は、地域のごみ回収方法をよく確認する。

11月9日から15日までの1週間、令和7年秋季全国火災予防運動が実施されます。一人暮らしの高齢者宅への訪問調査を予定していますので、ご協力よろしくお願いします。

問合せ：消防本部予防課
【電話】42-0119