- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県熊本市
- 広報紙名 : くまもと市政だより 2025年4月号 Vol.924
◆タンチョウ・マナヅル
熊本市動植物園(くまもとしどうしょくぶつえん)では、野生(やせい)のツルの中(なか)で唯一(ゆいいつ)、国内(こくない)の生息環境(せいそくかんきょう)で繁殖(はんしょく)する「タンチョウ」と、冬(ふゆ)になると鹿児島県出水市(かごしまけんいずみし)を中心(ちゅうしん)に渡来(とらい)する「マナヅル」の2種類(しゅるい)のツルを飼育(しいく)しています。
タンチョウは国(くに)の天然記念物(てんねんきねんぶつ)および絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)に指定(してい)されており、当園(とうえん)ではヒカリ(♂)とハシ(♀)の2羽(わ)をペアで飼育(しいく)しています。昨年(さくねん)の夏(なつ)はハシが卵(たまご)を産(う)みましたが、残念(ざんねん)ながら孵化(ふか)には至(いた)りませんでした。今年(ことし)は新(あたら)しい獣舎(じゅうしゃ)でより快適(かいてき)な環境(かんきょう)を作(つく)って繁殖(はんしょく)を目指(めざ)していきますので、ぜひ見守(みまも)ってください。
また、マナヅルも絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)であり、鹿児島県(かごしまけん)のツルとその渡来地(とらいち)は国(くに)の特別天然記念物(とくべつてんねんきねんぶつ)です。世界(せかい)の生息数(せいそくすう)の約(やく)5割(わり)が越冬(えっとう)のため日本(にほん)に渡来(とらい)します。当園(とうえん)ではマナ(♂)とカズオ(♀)の2羽(わ)を飼育(しいく)し、現在(げんざい)は繁殖(はんしょく)に向(む)けた同居(どうきょ)のトレーニングや、生息地(せいそくち)に近(ちか)づけた環境作(かんきょうづく)りを進(すす)めています。タイミングが合(あ)えば鳴(な)き声(ごえ)や水(みず)浴(あ)び、土(つち)を掘(ほ)る姿(すがた)などマナヅルたちの自然(しぜん)な行動(こうどう)を間近(まぢか)で観察(かんさつ)できます。
ぜひ、当園(とうえん)のツルたちの暮(く)らしを見(み)にきてみませんか。