くらし 最終回 夏目漱石ダイジェスト(2)

英国留学から戻り東京で帝大や一高で英語教師を務めた漱石ですが、誘われて「ホトトギス」に『吾輩は猫である』を書いてみたところ大人気に。『坊っちゃん』『草枕』などを発表し、教職を辞め東京朝日新聞社専属の作家になりました。誰でも知っているあの夏目漱石が職業作家として生きたのは、実は十年足らずなのです。
香日ゆら著「先生と僕 ~夏目漱石を囲む人々~」

◆作者からの終わりのことば
2年間ありがとうございました。小説家となる前の夏目漱石が熊本で楽しく過ごしていたこと、ぜひ覚えていてください。