くらし 熊本市 新庁舎だより 第3号 令和7年8月

◆新庁舎整備「基本計画」の策定を進めています!
令和6年8月に、新庁舎の目指すべき姿や建設地、規模等をとりまとめた「基本構想」を策定しました。
基本構想を基に、以下の検討スケジュールに沿って「基本計画」の策定を進めています。

◇基本計画の検討スケジュール
※現時点における予定であり変更となる場合があります。

基本計画では、設計を始めるための前提条件となる新庁舎の整備方針を整理します。
具体的には、必要な機能、建物配置、フロア構成、規模などを整理し、概算事業費の算出を行います。

基本計画の検討のため、市民の皆様から広く意見を伺っています!

◆オープンハウスを開催しました!
1,396人の方が参加し、たくさんの意見をいただきました。
また、建て替えの必要性や基本構想について、動画や説明パネルを用い、職員による説明を行いました。

・5月3日~4日…花畑広場
・5月7日~8日…サクラマチクマモト
・5月12日~13日…市役所本庁舎
・5月31日…上通
・6月8日…下通

◇意見集計(意見数:530件 ※自由記載)
・新庁舎に期待するポイント

◇シール投票結果(投票数:4,074票 ※複数項目投票可)
・市民利用スペースにあったらいいなと思うもの

◆市民アンケートを実施しました!
無作為抽出した2,000人に対して郵送で調査票を配布し、742件の回答をいただきました。(調査期間5月20日〜6月10日)
新庁舎のコンセプトや各機能の方向性等の検討において活用します。

◇新庁舎整備にあたり重要度の高い項目(上位5項目)
※「とても重要」、「重要」と答えた方の割合が高い項目
1 関連した手続きについて1つの窓口で完了できるなど、効率の良い行政サービスが提供される窓口となっていること。
2 分かりやすいサインや案内、動線により、スムーズに手続きが進められる窓口となっていること。
3 地震に強い構造であり、風水害も含めあらゆる災害時に防災拠点施設としての機能を維持できること。
4 高齢者や障がい者、乳幼児を連れた方など、あらゆる人が利用しやすい、バリアフリーやユニバーサルデザインに十分に配慮した環境となっていること。
5 公共交通機関(バス・市電)でのアクセスが良いこと。

◇市民交流スペースで重要度の高い項目(上位5項目)
1 金融機関・ATMがあること。
2 観光や歴史、市政等に関する情報発信スペースがあること。
3 熊本城やまちの風景を見渡せる展望スペースがあること。
4 市民活動などに利用できるスペースがあること。
5 こどもが遊べるスペースがあること。

◆市民ワークショップも始まっています!
市政だより5月号などで参加者を公募したところ、38人の方に応募いただきました。
6月から8月にかけて計3回開催し、新庁舎整備についてグループワーク等により議論を深めていただきます。

◇第1回ワークショップでの主な意見
目指すべきまちの将来像
・熊本城や自然など、熊本らしさが詰まったまち
・人が中心の回遊したくなるまち
・安心安全で、こどもたちが楽しめるまち
・商店街のポテンシャルで、昼も夜も楽しめるまち
・老若男女が憩えるまち

将来像の実現に向けた、新庁舎周辺地区の位置づけ・役割
・いつでも多様な人が集える場所
・日常利用と災害対応を備える
・情報の発信と収集
・回遊の拠点
・まちに足りない機能を補完

まちなか庁舎のあり方
・熊本らしさを感じる庁舎
・安全安心を守る防災拠点
・だれでも日常利用できる場所
・カッコ良い、愛着をもてる庁舎
・環境への配慮
※実施状況については、随時、市ホームページへ掲載します。

たくさんのご意見をいただき、ありがとうございます!
今後も、さまざまな手法を用いて、市民の皆様へ情報発信・意見聴取を行ってまいります!

問い合わせ:庁舎建設課
【電話】096-328-2089