- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県熊本市
- 広報紙名 : くまもと市政だより 2025年8月号 Vol.928
◆高齢者に関する人権問題
日本では、高齢者が人口の約3割を占める本格的な超高齢社会を迎えています。これに伴い認知症高齢者の数も、今後更に増加すると見込まれます。
認知症は、一度正常に発達した脳の機能が何らかの原因で低下し、生活に支障をきたす状態のことです。
今まで出来ていた生活の動作、例えば料理の手順がわからなくなったり、慣れた道でも迷ってしまったり、生活する上で不都合なことが出てきます。
しかし、認知症だからといって、何もわからなくなるわけではありません。確かに、苦手になる部分は出てくるかもしれませんが、その苦手を支える工夫や周囲の気づかいで、自分らしい生活を送っている方が大勢います。
本市では、認知症があっても安心して生活できる地域づくりを目的とし、認知症サポーターの養成を行っています。興味のある方は、ぜひ認知症サポーター養成講座を受講して、認知症について学んでみませんか?
※受講したい場合には、「熊本市認知症サポーター養成講座」で検索。
問い合わせ:人権政策課
【電話】328-2333