くらし 【復旧復興情報】始まっています!まちづくり社会実験「HITONOWA ACTION」

■始まっています!まちづくり社会実験「HITONOWA(ヒトノワ)ACTION(アクション)」市では、令和2年7月豪雨で被害が大きかった「まちなか」の将来像とプロジェクトを示した「人吉市まちなかグランドデザイン推進方針」を令和6年3月に策定。この方針を実現するための具体的なアイデア集「人吉市まちなかグランドデザイン推進アクションプラン」を令和7年3月に取りまとめました。

◇HITONOWA ACTIONとは
HITONOWA ACTIONは、アクションプランのデザインの統一や事業間の調和を図る「人吉市まちづくりデザイン会議」が市民・事業者の皆さんと共につくる社会実験のこと。令和7年度は複数の拠点で実施を予定しています。実験の検証結果は、今後のまちの利活用に必要なハード整備の具体化などに活用。まちの将来像を地域内外へと共有するだけでなく具体的なルールづくりや合意形成、事業化など、まちが豊かに自走し発展していくための基盤をつくり、将来の姿につなぐことを目的としています。同プランに基づき、市では社会実験(※)を進めています。

(1)まちの将来イメージを試験的に体験
「こんな場所があったらいいな」「こんな活動ができたら楽しそう」というアイデアを実際に試し、市民や市外の人に体験してもらいます

(2)実験結果を具体的な計画に生かす
「にぎわったか」「どんな課題があったか」などを検証します。その結果を基に、具体的な整備計画(ハード整備)や活動を続けるための組織づくり、事業化などに反映しまちづくりを進めます

◇HITONOWA ACTIONスケジュール
「人吉市復興まちづくり計画」にある将来像「球磨川と共に創るみんなが安心して住み続けられるまち」を実現させるため、開催期間は球磨川が増水しやすい時期(出水期)とそうでない時期(非出水期)にまたがる期間で社会実験を実施していきます。
期間:8月1日(金)~11月9日(日)
※変更になる場合があります


※青井阿蘇神社周辺の市道を車両通行止めします
社会実験に伴い、市道上青井・下青井線、青井地内第8・9号線の車両通行止めを行います。詳しくは市ホームページをご覧ください。
期間:10月1日(水)~令和8年1月18日(日)

※各イベントの問合せ先は本紙13ページの2次元コードからご確認ください。

◇実施中の社会実験
・中川原公園開放
期間:5月12日(月)~11月9日(日)
中川原公園では将来の公園の整備プランや利用ルールを決めるため、滞在できる空間や夜間照明の設置、イベントなどへの活用などさまざまな取り組みを実施しています。
くつろいだり、遊んだり、イベントに参加したりなど、利用者が中川原公園を思い思いに使用できる貴重な機会です。公園内駐車場の管理運営や増水時の対応などの実験・検証も併せて実施しています。「こんなことをやってみたい!」という企画などがある場合は、市都市計画課にお問い合わせください。

問合せ:市都市計画課計画公園係
【電話】22-2111(内線2212)

・まちなかサードプレイス(肥後銀行人吉支店)
期間:8月2日(土)~10月31日(金)
「誰もが気軽に立ち寄り、憩い、交流できるサードプレイス(※1)」を期間限定で設置しています。住民の有志でつくる団体「人吉に新図書館をつくる会」が手掛ける「ひとはこ図書館(※2)」で本を楽しんだり、憩いのスペースで交流したりできます。熊本県立大学の流域治水の展示もあります。
※1サードプレイス…自宅や職場とは違った、リラックスして過ごせる第三の居場所
※2ひとはこ図書館…自分だけの本棚を持てるオーナーになったり(50人限定)、オーナーが選書した千冊以上の本を子どもから大人まで誰でも自由に読んだりして楽しむことができる

問合せ:
人吉に新図書館をつくる会【電話】070-2797-4694
有限会社ハートビートプラン【電話】06-6358-0795

※それぞれの企画でアンケートを実施しています。今後のまちづくりを検討していく上で重要な資料となります。ご協力をお願いします。

■社会実験の情報を発信しています
「人吉市まちづくりデザイン会議」では、SNS(会員制交流サイト)などで人吉まちづくり社会実験の最新情報を発信しています。
社会実験の開催情報や概要、活動の様子などを見ることができます。右の2次元コードからご覧ください。

問合せ:市復興支援課まちづくり推進係
【電話】22-2111(内線3115)