- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県荒尾市
- 広報紙名 : 広報あらお 2025年1月号
◆荒尾市長 浅田敏彦(あさだとしひこ)
明けましておめでとうございます。市民の皆さまにおかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、国内外で地震が相次ぎ、また、物価の高騰で日常生活にも大きな影響が出る中、夏に開催されたオリンピック・パラリンピックを舞台に、本市出身の宮浦健人(みやうらけんと)選手と乗松聖矢(のりまつせいや)選手の活躍は、私達に感動と明るい希望の光を与えてくれました。加えて、10月には、AKB48グループの4代目総監督である倉野尾成美(くらのおなるみ)さんが「あらお観光大使」に就任され、荒尾の魅力を全国に発信していかれることを大いに期待しています。
さて、今年は、万田坑を構成資産とする「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産に登録されてから10周年を迎えます。先人が築いた歴史を大切にしながら、未来に向けて新たなまちづくりを進める本市では、競馬場跡地「あらお海陽スマートタウン」の整備や荒尾駅舎のリニューアルをはじめ、教育用タブレットを活用した児童見守りサービスを含むスマートシティプロジェクトなどに取り組んでいます。
また、喫緊の課題となっている「少子化対策」についても、第2子以降の保育料無償化など各種施策を展開することで、市民の皆さんに荒尾に住んで良かったと幸せを実感していただける「暮らしたいまち日本一」を目指してまいります。
結びに、市民の皆さまのご多幸を祈念し、年頭の挨拶といたします。
◆荒尾市議会議長 浜崎英利(はまさきひでとし)
新年明けましておめでとうございます。市民の皆さまに謹んで新春のお慶びを申し上げます。
昨年パリで開催されたオリンピック・パラリンピックに、本市出身の宮浦健人(みやうらけんと)選手と乗松聖矢(のりまつせいや)選手が出場し活躍されました。パブリックビューイング会場での応援も二人の力になったことと思います。
また、秋の高校野球熊本大会では、有明高校が準優勝、岱志高校がベスト8進出とそろって活躍し、本市の小学生も多数所属する軟式野球チーム「荒尾スラッガーズ」と、ソフトボールチーム「荒尾府本ソフトボールクラブ」も全国大会に出場されております。
スポーツで非常に盛り上がった一方で、本市のスポーツ施設は老朽化が目立つものも多く、十分な環境とは言えない部分もございます。より多くの市民の皆さまがスポーツに親しむことができるように、環境整備に取り組んでいく必要があると考えております。
競馬場跡地の再開発も着々と進んでおり、道の駅と保健・福祉・子育て支援施設の複合施設も昨年着工いたしました。荒尾駅周辺も含めて、数年後には新しいまちの姿が見られることと思います。
その一方で、少子化の進行による人口減少、空き家の増加、公共交通の維持など課題は山積しております。市議会としましても、市民の皆さまの幸福のために、課題解決に取り組んでいきたいと考えております。
結びに、本年が皆さまにとって素晴らしい年となりますことを祈念し、年頭の挨拶といたします。