くらし たまなの話題(1)

■金栗トロフィーがつなぐタスキ
ストックホルムマラソンに金栗トロフィー寄贈
5月31日、ストックホルムで開催の「ストックホルムマラソン」に水越英明(みずこしひであき)駐スウェーデン日本国大使(本紙写真(右))より金栗トロフィーが寄贈されました。
本市とストックホルムのつながりは1912年のストックホルムオリンピックの最中、疲労困憊の日本人ランナー金栗四三さんがペトレ家に介抱されたことに由来。後に「消えた日本人」としてスウェーデンの伝説となった金栗さん。この物語の足跡をたどった本市一団は昨年6月にストックホルムを訪問。この折、市長がマラソングルッペンCEOのデービッド・フリデルさんに次回オリンピック開催の2028年まで毎年ストックホルムマラソンへ金栗トロフィーの寄贈を約束。以来、このトロフィーは当大会でスウェーデンマラソン界の功労者に贈る賞とされました。
今大会で贈呈されたのは、ムスタファ・モハメド選手(本紙写真(左))。41歳時(2020)にフルマラソンでスウェーデン記録を樹立しています。

■クラブユースの頂点へ!九州大会出場
太陽スポーツクラブ熊本玉名 表敬訪問
5月28日、太陽スポーツクラブ熊本玉名の岡﨑祐造(おかざきゆうぞう)監督と選手の皆さんが市長を表敬訪問。「第40回熊本県クラブユースサッカー選手権(U-15)大会」で第3位となり「第40回九州クラブユースサッカー選手権(U-15)大会」へ出場することを報告しました。岡﨑監督は「多くのクラブがあり実力差もある中、選手みんなしっかりとした目標の下頑張っています。県大会でも3位という成績でした。九州大会でも積極的に戦ってもらいたい」と話し、佐藤雄大(さとうゆうだい)選手は「雰囲気のよりまとまったチームで九州大会でも練習の成果を発揮し、1勝でも多く結果を残したい」と意気込みを語りました。

■香港の修学旅行生が地引網体験
松原海岸しおまちパーク 観光地引網体験
6月3日、香港からの修学旅行生約20人が松原海岸しおまちパークを訪問。地引網保存会や鍋校区ふれあいネットの皆さんの協力の下、観光地引網を体験しました。参加者全員で力を合わせて網を手繰り寄せると、網にはたくさんの地魚が。「初めての経験でくたくたになったが、エキサイティングな時間だった」と語る生徒たち。にぎやかな雰囲気の中、互いに交流を深めました。

■さまざまなスポーツを体験
スポーツバイキングを開催
6月1日、玉名市総合体育館でスポーツバイキングを開催。子どもから高齢者まで多世代の人々が気軽に楽しく活動できる多様なスポーツ・健康づくりの場を提供し、青少年の健全育成や地域住民の健康増進推進することを目的に、たくさんの子どもたちがさまざまなスポーツを体験しました。次回は9月28日(日)に開催します。

■半導体関連企業 立地協定締結!
ダルマエレクトロニクス株式会社 新設協定締結
5月19日、熊本県立会いの下、ダルマエレクトロニクス株式会社と立地協定を締結しました。ダルマエレクトロニクス株式会社は、ダルマグループの日本法人として昨年11月に設立。同グループは海外に事業拠点を持ち、半導体精密検査やパッケージングを主力事業として展開しています。
今回、月瀬小学校跡地を改修し、人材育成およびプリント基板の外観検査を行います。来年操業開始予定で、投資額は約1億円、雇用者数は約30人を予定しています。
朴(パク)社長は「日本市場への本格的な展開の第一歩。将来的に本格量産拠点も玉名市で検討を進めている」と述べました。