くらし 第53回全国消防救助技術大会熊本県代表

5月23日に開催された第51回熊本県消防救助技術大会で、ロープブリッジ渡過(とか)※の部門で山鹿市消防本部の一安消防士が見事1位となりました。8月30日(土)に兵庫県三木市で開催される第53回全国消防救助技術大会に、県代表として出場します。

■山鹿市消防本部 勤務10年目
山鹿消防署 消防二課 一安直斗(なおと) 消防士(副士長)

小学生の頃に起こった事故の現場に駆け付けて、救助活動をしていた消防士の迅速な対応に憧れて、消防士を目指すようになったと話してくれた一安消防士は、時折真剣な眼差しでインタビューに答えてくれました。
本大会への出場のきっかけは「同競技でこれまで全国大会へ出場してきた先輩たちの姿、また昨年大会に出場した後輩のがんばりに刺激を受け、出場への気持ちが強くなった」と話しました。
訓練にあたっては「職場の皆さんが心よく訓練の時間を調整してくださり、ありがたく思っています」と訓練ができることに感謝の気持ちを伝えました。市民の皆さんへの思いも「全国大会へ向けて励んでいる姿を見て、消防に興味を持ってもらいたい」「消防職員が日々訓練をしていることを知ってもらい、市民の皆さんに安心して生活してもらいたい」と話し、消防職員としての自覚と誇りをしっかりと持って取り組んでいる姿勢に感銘を受けました。

※ロープブリッジ渡過とは、水平に展張したロープを、標示された始点から折り返し点までの20メートル間、往路はセーラー渡り、復路はモンキー渡りを行う競技です。

○全国大会への意気込み
全国大会では山鹿市の代表として誇りを持ち、職場の皆さんや家族に感謝してがんばります。正確な動きで、先輩が記録した16秒9より早いタイムを目指します。

問合せ:警防通信指令課
【電話】43-1289