- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県菊池市
- 広報紙名 : 広報きくち 令和7年2月号
■重要な転換点 江頭 実
・新年早々にうれしいニュースが舞い込みました。移住希望者向けの専門月刊誌「田舎暮らしの本」(宝島社)令和7年2月号の「住みたい田舎ベストランキング」の全国の人口3~5万人の市で、世代別3部門全てで2年連続のベスト10入りを果たしました。若者世代・単身者部門5位、子育て世代部門3位、シニア世代部門8位という結果で、子育て世代とシニア世代の部門は前年より順位が上がりました。また人口規模によらない(いわば重量無差別級の)地域別比較でも、〔北部九州エリア〕において3部門ともほぼ同水準の順位となりました。どちらも熊本県からは本市のみの選出です。
・この順位は、実は読者の人気投票ではなく、各自治体のさまざまな移住誘致策や補助制度などを専門誌が点数化し評定したものです。本市では約10年前から移住誘致策に地道に取り組み、毎年弱点を改善して着実に順位を上げてきました。今回の2年連続での3部門ベスト10入りは、移住候補先としてのイメージを定着させる格好のPR材料であり、感慨もひとしおです。
・もちろん、真のゴールは実際の移住者数を増加させること。TSMC進出を契機として、一昨年から独自の多種多様な住宅誘導・移住促進策を進めてきましたが、これらが呼び水となり子育て世代の持ち家移住者が着実に増加中です。また本市では令和4年以降、転入者が転出者を上回る「社会人口増」が続いています。この数十年で初めてのことです。今後の数年が最も大事な時期。今の追い風をうまく生かして、さらなる人口増加につながるよう政策を推し進めていきます。
これまでの記事はホームページで見ることができます。
ホームページ→「市長室へようこそ」→「市長メッセージ」