健康 くらしと健康のヒント

■熱中症を予防して楽しい夏を過ごしましょう
「熱中症」とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温の調節機能がうまく働かなくなり発症する病気の総称です。最悪の場合、死に至ることもあります。熱中症予防について正しい知識を持ち、楽しい夏を過ごしましょう!

◇こんな日は熱中症に注意!
・気温が高い
・湿度が高い
・風が弱い
・急に暑くなった

◇こんな人は特に注意!
・高齢者・幼児
・持病のある人
・肥満の人
・体調の悪い人
・暑さに慣れていない人

熱中症は気温などの環境条件だけでなく、体調や暑さに対する慣れ(人間の体は暑い環境での運動や作業を始めてから3~4日経たないと、体温調節が上手くなりません。このため、急に暑くなった日や久しぶりに暑い環境で活動した時には体温調節が上手くいかず、熱中症で倒れる人が多くなっています。)などが影響して起こります。気温がそれほど高くない日でも、湿度が高い・風が弱い日や、体が暑さに慣れていないときは注意が必要です。

◇熱中症を防ぐために…
・こまめに水分補給をする
・外出時には日傘、帽子を着用し涼しい服装で
・暑いときは無理をせず、こまめに休憩をとる
・汗をかいた時は塩分の補給も忘れずにする
・日陰を利用する
・睡眠や休養を十分にとる
・バランスの良い食事をとる

◇クーリングシェルターをご利用ください
熱中症による健康被害の発生を予防するため、10月まで宇土市が指定した施設をクーリングシェルターとして開所します。
・宇土市役所1階市民交流スペース
・宇土市保健センターロビー
・網津支所・網津防災センター
・網田支所
・宇土市立図書館
・中央公民館ロビー

◇熱中症特別警戒アラートが発表された日は特に予防を!
令和7年4月23日から「熱中症特別警戒アラート」の運用が開始されました。熱中症特別警戒アラートが発表されている日には、外出を控える、エアコンを使用するなどの、熱中症の予防行動を積極的にとりましょう。また、家族や周囲の人々の見守りや声掛けなど行ってください。

※暑さ指数(WBGT)…人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい(1)湿度、(2)日射・輻射など周辺の熱環境、(3)気温の3つを取り入れた指標

問合せ:健康づくり課 健康推進係
【電話】27-3324