- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県上天草市
- 広報紙名 : 広報上天草 令和7年7月号
■8月4日は「栄養の日」~フレイル予防の食事について~
▽フレイル予防の3本柱
高齢期に心身の機能が衰えた状態を「フレイル」といいます。放置すると要介護につながる可能性がありますが、早めの対策で健康な状態に戻すことができます。予防のカギは、(1)運動、(2)社会参加、(3)栄養の3本柱。特に暑さで食欲が落ちやすい夏は、栄養を見直す良い機会です。
▽食事のポイント
フレイル予防のため、次の3つのポイントを意識してみましょう。
(1)1日3食しっかり食べましょう
朝昼夜1日3回食事をとることは、生活リズムを整えるうえでも重要です。
(2)1日2回以上、主食・主菜・副菜を組み合わせて食べましょう
「主食」と「主菜」と「副菜」を組み合わせ、エネルギーとたんぱく質をしっかり摂取しましょう。
(3)いろいろな食品を食べましょう
多様な食品を取り入れて、栄養バランスを整えましょう。
▽たんぱく質は十分にとれていますか?
たんぱく質の摂取量が少なくなると筋肉量が減少し、加齢とともに筋たんぱくの合成が遅くなるため、高齢者はより一層たんぱく質を含む食品をとることが大切です。
~たんぱく質をとるためのひと工夫~
・ヨーグルトなど、間食でもたんぱく質が多いものを選ぶ
・缶詰や冷凍食品を常備して「あと一品」をプラスする
・お弁当や外食は、おかずの種類が多い定食メニューを選ぶ
厚生労働省が作成した「食べて元気にフレイル予防」のパンフレットには、さらに詳しい食事の工夫が掲載していますので、本紙掲載のQRコードからご確認ください。
問い合わせ先:地域包括支援センター(高齢者ふれあい課)
【電話】0969-28-3378