- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県上天草市
- 広報紙名 : 広報上天草 令和7年8月号
■まだまだ暑い夏☀熱中症にご注意を!
令和6年5~9月の熱中症による救急搬送者数は、過去最多の97,578人を記録しました。そのうち高齢者が約6割を占め、住居内での発生が最も多くなっています。まだまだ暑い日が続くこの時期、熱中症対策は欠かせません。
▽なぜ高齢者は熱中症になりやすいの?
年齢を重ねると、身体の水分量が減り、暑さやのどの渇きを感じにくくなります。そのため、気づかないうちに身体に熱がこもり、熱中症になるリスクが高まります。
▽こまめな水分・塩分補給が命を守ります!
「のどが渇いていないから大丈夫。」は危険です!1日1.2リットルを目安に、1時間ごとにコップ1杯の水分を飲みましょう。入浴前後や起床後の水分補給も忘れず、塩分も適度にとることが大切です。持病のある方の水分・塩分摂取については、かかりつけ医にご相談ください。
▽室内でも油断せず快適に
熱中症は室内や夜間にも起こります。エアコンや扇風機を活用し、室温を快適に保ちましょう。すだれやカーテンで直射日光を遮り、窓を開けて風通しを良くするのも効果的です。
▽外出時の工夫も忘れずに
外出時は帽子や日傘、涼しい服装を心がけましょう。暑い日は無理をせず、涼しい施設を利用するのもおすすめです。いざというときのために、緊急連絡先も確認しておきましょう。
▽「熱中症警戒アラート」をチェック
環境省の「熱中症予防情報サイト」では、暑さ指数(WBGT)や警戒アラートを発信中。最新情報を確認して、夏を乗り切りましょう!
問い合わせ先:地域包括支援センター(高齢者ふれあい課)
【電話】0969-28-3378