- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県宇城市
- 広報紙名 : 広報うき ウキカラ 令和7年5月号
■男女共同参画の視点で防災・復興について考えよう
災害の被害の大きさは、地震、津波、風水害など(自然要因)とそれを受け止める社会の在り方(社会要因)により決まると考えられています。
過去の災害では、意思決定の場に女性の参画が十分に確保されず、男性と女性のニーズの違いなどが配慮されないといった課題がありました。
女性も防災・復興の「主体的な担い手」です。災害対応に女性の視点を生かすことは、地域の防災力向上につながります。
◇災害時、女性の視点を生かすポイント
▽意思決定の場への女性の参画を推進
防災会議への参加や自治会役員に占める女性の割合を高め、多様なニーズ・リスクへの対応力を高める。
▽防災の現場で女性の参画を拡大
自主防災組織、消防団、災害発生時の避難所などの現場へ女性が数多く参画することで、女性の視点や意見を反映しやすくし、女性のニーズなどに配慮した細かな支援につなげる。
▽女性活躍への支援と意識改革
自治会や自主防災組織で活躍する女性を支援し、女性も主体的な担い手であることや女性視点の重要性についての意識を改革する。
※内閣府男女共同参画局「災害対応力を強化する女性の視点~男女共同参画の視点からの防災・復興ガイドライン~」を元にして市が作成。
問合せ:人権啓発課
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