くらし ハートがたくさんの村づくり Vol. 229

差別のない、人への思いやりを大切にする、明るい南阿蘇村をつくりましょう。

■絵本から学ぶ人権
人権とは、すべての人が生まれながらに持つ、誰にとっても大切な「人間らしく生きる権利」です。これは、日常の思いやりや互いの尊重の中で守られなければなりません。
「人権」と聞くと、堅苦しく感じたり、難しい問題だと思うかもしれませんが、実は私たちの身近に存在し、誰もが自然に理解し、感じ取ることのできる大切なものなのです。
今回は、人権についての学びが深まる絵本をご紹介します。子どもはもちろん、大人にとっても読みごたえのある絵本です。

◇「レッドあかくてあおいクレヨンのはなし」
出版社:子どもの未来社
著者:マイケル・ホール
赤なのに赤が描けないレッドでしたが、ある日自分が本当は青だったことに気づきます。
多様性を知ることができる絵本です。

◇「いいこってどんなこ?」
出版社:冨山房
著者:ジーン・モデシット
子ウサギのバニーは、いろいろなことが心配になって、お母さんに「いい子って、どんな子?」と尋ねます。子どもたちにありのままの姿で愛されるすばらしさを伝えている絵本です。

◇「いのちをいただく」
出版社:講談社
著者:内田美智子
いつも食べているお肉も大切な命。実際に命を「解く」仕事をする人のお話です。

◇「かっくんどうしてボクだけしかくいの?」
出版社:講談社
著者:クリスチャン・メルベイユ
みんなまんまるのまんまる家族に、ある日まんまるでない赤ちゃんが生まれました。
違いや個性について考える作品です。

◇「へいわとせんそう」
出版社:ブロンズ新社
著者:谷川俊太郎
「へいわのボク」と「せんそうのボク」では、何が変わるのだろう…平和と戦争について考える絵本です。

◇「みえるとかみえないとか」
出版社:アリス館光文社
著者:ヨシタケシンスケ
「目の見えない人は世界をどう見ているのか」をきっかけにつくられた絵本です。

今回、ご紹介した絵本以外にもたくさんの人権に関する絵本があります。絵本を通して、多くの学びを得ることができると思いますので、ぜひ手にとってみてください。
(今回紹介した絵本は図書室にあります。)

村民みんなで「ハートがたくさんの村」をつくりましょう。

問合せ:総務課 人権政策係
【電話】0967-67-1111