くらし 町長のまちづくり日記

坂本　靖也
本年3月も寒波の影響で積雪があるなど記憶に残る春の訪れとなりました。
3月に入り、矢部高校、やまと高校、各小中学校の卒業式が厳粛に執り行われました。卒業生の皆さんは、それぞれの教育課程で多くのことを学ばれ、これから新たな環境のもと、更なる飛躍を祈念しております。
3月2日に山都町消防団出初式が、総合体育館パスレルにおいて開催され、5年ぶりに放水競技も行われました。各分団とも日ごろの訓練の成果を十分発揮され、伝統ある消防団の姿を頼もしく感じました。
本年は、異常気象の影響か全国的に大規模な山林火災が発生しており、本町においても、農地の野焼き作業中における痛ましい事故が発生しました。慎んで心より哀悼の意を申し上げます。今後このような事故が起こらないようより一層の啓発を行いますが、町民の皆様方におかれましても自分事として捉えていただき、十分気を付けられますようお願いします。
令和7年第1回、山都町議会定例会(3月)において、坂本浩さんを副町長として、全会一致での同意をいただきました。4月から就任していただきますが、坂本さんは、浜町出身で、熊本県職員として知事公室長を、退職後に熊本商工会議所専務理事を歴任され、行政はもとより経済界においても高い知見をお持ちで、何より山都町に対する熱い思いをお持ちの方です。私の目指す安心して生きがいを実感できる山の都づくりの実現に向けてご尽力いただけるものと期待しています。
令和7年度、新たな体制で、更にまちづくりに取り組みますので、町民の皆様をはじめ、多くの方々のご支援とご協力をお願いします。