- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県湯前町
- 広報紙名 : 広報ゆのまえ 2025年2月号
■民生委員・児童委員の功績が認められる 社会福祉功労者厚生労働大臣表彰・永年勤続民生委員児童委員表彰
1月15日、湯前町保健センターで「社会福祉功労者厚生労働大臣表彰(民生委員優良活動団体表彰)」の表彰報告会と「永年勤続民生委員児童委員」の表彰状伝達式が開かれました。
「民生委員優良活動団体表彰」は10年以上活動している団体のうち、活動内容が先駆的または模範的と認められた団体に贈られるもの。「永年勤続民生委員児童委員表彰」は10年以上活動している委員に全国民生委員児童委員連合会から贈られるもので、那須清文さん(72・馬場)と永山治実さん(73・上猪)が受賞しました。
湯前町民生委員児童委員協議会の東振作会長(76・下村)は「今回の表彰はとても名誉なこと。先輩委員から受け継いだ活動を続けてきての受賞だと思っている」、那須さんは「活動中に受け取った感謝の言葉などを力に、10年間続けることができた」、永山さんは「今後も私にできることを続けていきたい」と話しました。
■小正月の伝統行事を楽しむ どんどや
1月18日、湯前小学校グラウンドで「どんどや」を開き、緑の少年団の児童が家族らと参加。小正月の伝統行事を楽しみました。
朝から竹などを組み上げ、午前中に点火。燃え尽きるまでの間は竿作りや食事の準備をしました。竿作りを終えると、持ち寄った食べ物を竹竿に吊るして灰の中へ。熱と煙に苦しみながら焼き上げ、下村婦人会特製の豚汁と一緒に食を楽しみました。火が消えるまでは暖炉として体を温めたり、串にマシュマロをつけて焼くなど、一日を満喫。冬の伝統行事を肌で感じました。
■小さなことでもほめて前向きに 子どものほめ方講座
1月12日、湯前町保健センターで「子どものほめ方講座」を開き、未就学児の保護者やペアレントメンター※が参加しました。同講座は未就学児の保護者が前向きに育児できるようにとの想いで開いています。
熊本県南部発達障がい者支援センター「わるつ」の地域支援マネージャー、大石恵さんがほめることの大切さや過程をほめること、小さなことでもいいところを探すことなどを話しました。後半は親同士で悩みを話せる、親の会「まいまいの会」を紹介し、茶話会では日常の悩みを共有。保護者同士で意見を交わしました。
講座に参加した平川統大(もとひろ)さん(31・中里2)は「ほめるときは結果に目を向けがちだったけれど、過程に対してほめることを意識したいと感じた。同じ環境にいる親同士で悩みを共有できた」と話しました。
※育児経験があり、相談支援に関する一定の研修を受けた人