くらし 〔議会だより第45号〕令和7年第1回定例会 主な質疑(2)

■産業振興課関係
◇荒嶽晋議員
Q：桜の管理について、総合計画アンケートや座談会等で日本一の桜の里の復活をぜひ、というような意見がでていた。桜の更新は何年かかると見込んでいるのか。
A：担当職員
令和5年度から改植を本格的に始め、令和6年では40本の伐採と100本の植栽を実施している。令和7年も同規模で計画し2年から3年程度で開花するので、その後伐採を進めていく。植栽した桜の成長を観察しつつ、かつ桜の景観を維持しながら更新を進めていくので、8年ほどかかると思う。

◇杉野貴文議員
Q：旧岩野小学校利活用事業費の財源として、諸収入142万9千円が充当されている。(株)ハンモからの収入と考えるが、何の費用に充てるのか。
A：担当職員
6月から施設整備を計画しており、6月からの10ヶ月分の電気料と警備委託料に充てている。

◇成尾和英議員
Q：桜の里公園施設管理費の修繕料1,405万3千円は、どこを予定しているのか。
A：担当職員
ほいほい広場の遊具、ムササビくんとすべり台の修繕を計画している。

■建設課関係
◇荒嶽晋議員
Q：水道管等の老朽化は全国的な問題として取り上げられている。本村の水道改修はいつ頃になる予定か。
A：建設課長
湯山地区は来年度実施設計を予定しており、まず配水池までの整備に取りかかることになる。改修工事は順調にいって令和8年度からの着手。
岩野地区は必要水量を確保できていないため、その後になる。

◇小川恵議員
Q：水道凍結防止栓設置補助対象戸数の716戸は、全世帯ではないと思うが。また、設置できない水道もあると聞いたが。
A：建設課長
全世帯から村営住宅の数を除いた戸数になる。設置については、蛇口全部を取り換える方法とひねる部分を取り換える方法があり、どちらかで対応できる。

◇杉野貴文議員
Q：交通安全対策補助金5,236万円の事業内容は。
A：建設課長
大石酒造の工場から役場側へ200mほどの区間。2車線から1車線になり、カーブで見通しが悪い場所の拡張。

■地方創生推進課関係
◇杉野久志議員
Q：市房ダム湖周辺整備計画とはどのような内容か。
A：担当職員
現在の第2次市房ダム湖周辺整備計画書には、国道388号線の道路照明整備など9つの主要事業と村道湯山江代線全線改良など4つの関連事業が明記されている。次期計画書の策定については、第2次計画の進捗状況を確認し関係機関と協議し進めていく。

◇杉野貴文議員
提言：昨年12月定例会において計画書の見直しに関して一般質問をしている。その際、担当課長からは、重点事業計画として早い段階での策定を検討したいとの答弁があっていた。本村の生活環境基盤整備の促進を後押しする計画にしていただきたい。

◇小川恵議員
Q：情報発信サービス利用料の内容は。
A：担当職員
ふるさと納税寄附者などに、メールを通じて水上村の観光や移住定住などの情報を定期的に発信し、切れ目なく水上村のPRを行うサービス。

◇山崎隆浩議員
Q：ふるさと納税をされた方へメールの発信をした効果の確認方法は。また、メールにより来村された施設利用者にメリットがあるような次なる事業展開の考えは。
A：担当職員
メールの中に観光情報やふるさと納税返礼品のリンクを貼り付け、クリック率や寄附のリピート率で効果測定を行っている。また、メールを見て来村された方への特典は今後検討していく。

◇荒嶽晋議員
Q：サテライトオフィスの活用を推進するために、補助金の支出以外に新たな取り組みとして考えていることは。
A：担当職員
湯山サテライトオフィスは、新年度4月に企業1社が契約締結の予定。岩野サテライトオフィスはこの2年間活用がなかったが、3社が視察しており、年度内に契約できるよう調整している。また、1年契約としているが随時更新していく予定である。

■教育課関係
◇米本宗徳議員
Q：スクールバス運転手1名の正規採用で5人体制での運行となるが、現況に変化はあるか。
A：教育課長
正職員運転手2名となり、スクールバス4台を5人で運行できるため、負担増であった勤務時間に余裕ができた。

◇小川恵議員
Q：昨年度よりスクールバス連絡アプリ使用料を計上されているが、現時点までに問題はなかったか。
A：教育課長
欠席連絡など夜間でも入力できることから保護者の負担軽減となり、同時に教育課、学園も把握でき業務改善にもつながっている。

◇山崎隆浩議員
Q：湯山地区の子供会が4団体から1団体となる。活動助成金において1団体2万円の算出となることは保護者へ説明はされたのか。また、意見はなかったか。
A：教育課長
昨年より担当課も協議に参加し説明を行い、保護者の了承を得ている。

要望：子供会が一つになったことで効率よく活動せざるを得ない。子供会活動が窮屈にならないように注視してもらいたい。

◇荒嶽晋議員
Q：学園が一体型となり1年が過ぎた。現在までの子ども達の様子に変化はあったか。
A：教育課長
最初は戸惑いもあったようだが、今では一緒に遊べて嬉しいと話している。他校を視察に行ったが、どの学校も落ち着くまでに4、5年はかかると聞いた。

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