くらし 球磨村のわだい(2)

■縁の下の力持ち シルバー人材センターボランティア
10月11日、球磨村シルバー人材センターによるボランティア清掃が渡発船場跡地周辺で行われました。
村のイベントにあわせて毎年実施していただいており、ことしはふれあいまつりくまむらで臨時駐車場となっている当会場での活動となりました。見えないところでの地域の皆さんのご協力でイベントの開催ができています。

■プロの生演奏を通して音楽に触れる 演奏家派遣アウトリーチ事業
10月6日、公益財団法人熊本県立劇場と球磨村の共催により、アウトリーチ事業が、球磨清流学園1~4年生の児童を対象として実施しました。
当日は、ソプラノ歌手の髙木佳央理(たかきかおり)さん、ピアノ伴奏松下瑞希(まつしたみずき)さんをお迎えし、美しい歌声を披露していただきました。後半には髙木さんと一緒に校歌を歌い、児童は「一緒に歌えてとても嬉しかった」と音楽の素晴らしさを感じていました。

■走りでさらなる復興の後押しに くまむら6時間耐久リレーマラソン
10月13日、復興祈念2025「くまむら6時間耐久リレーマラソン」が球磨清流学園南校舎グラウンド周辺で行われ、3歳から60歳代までの約100人(6チーム)が参加しました。
球磨村走ろう会の田代利一(たしろとしいち)会長は「この大会が復興につながることを願っている」とあいさつ。
結果は、山江陸上クラブ(びっ栗)が100キロを超える力走を見せ、復興を後押ししました。

■地域のお年寄りとの楽しい時間 祖父母の集い
10月7日、祖父母の集いがこがね保育園で開催され、園児の祖父母、地域のお年寄りやうたごえサークルの会員など、約50人が参加しました。
集いでは、うたごえサークルによる合唱の披露のほか、園児による肩たたき、全員での楽器の演奏などでふれあいました。
最後にはお昼ごはんを一緒に食べて、終始心温まる会となりました。

■仲間とともに襷をつなぐ 球磨人吉中体連駅伝競走大会
10月10日、球磨人吉中体連駅伝競走大会があさぎり中学校をスタート・フィニッシュとして開催され、球磨清流学園の代表選手による男女各1チームが参加しました。
大会は、女子5区間計12キロ、男子6区間計18キロのコースで行われ、球磨清流学園の生徒は、他チームのペースに乱されない堂々とした走りと、どこにも負けない応援を見せてくれました。

■希望あふれる村にするためには 子ども議会
10月9日、子ども議会を役場の議場で開催し、球磨清流学園の9年生26人が体験しました。
議長を髙澤凰嘉(たかさわおうか)さん、副議長を大岩凌(おおいわりょう)さんが務め、子ども議員からは、観光施設・宿泊施設のPR方法や、村内施設のユニバーサルデザイン化などについて質問、提案がされました。また、公園整備について、インクルーシブ遊具の設置が提案されるなど、球磨村の未来を見据えた議会となりました。