くらし たけたんトピックス

■消防協力者に感謝状
2月6日、市内で起きた2件の火災において初期消火活動にご協力をいただいた5人に対し、市消防本部渡邊消防長から感謝状が贈呈されました。
事案(1):令和6年12月26日、市内飛田川にある倉庫付近の河川で枯草が燃えているのを発見し、2人が消火器を使った初期消火により延焼を防ぎました。
事案(2):1月4日、市内小塚の原野で竹や杉に火が燃え広がるのを発見し、3人で動力噴霧器などを使い、延焼を防ぎました。
ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。
※詳しくは本紙をご覧ください。

■戦後80年の時を経て、日章旗返還
第2次世界大戦末期の激戦の中、24歳の若さで戦死した竹田市久住町出身の故・工藤文夫(くどうふみお)さんの日章旗が返還されました。この日章旗は、元米国兵の故・トーマス・ロジャースさんが戦後持ち帰り大切に保管されていたものです。今回、ひ孫のクリス・ドーシーさんから遺族に直接返したいとの申し出があり、米国のボランティア団体や都野遺族会などが協力し、甥の工藤賢(くどうけん)さんの元に返還されました。
2月12日、社会福祉法人博愛会日乃出茶寮で、竹田市遺族連合会が主催の日章旗返還式が行われ、日章旗を受け取った工藤さんは「文夫が帰ってきたなという思いと感謝の気持ちでいっぱい」と涙を浮かべながら話してくれました。

■佐藤義美生誕120年記念「みんなのたけた童謡祭」
1月26日、童謡「いぬのおまわりさん」でおなじみ童謡・童話作家の佐藤義美の生誕120年を記念した「みんなのたけた童謡祭」が、グランツたけたで開催されました。公益財団法人竹田市文化振興財団が主催し、約300人が来場。
当日は、金子みすゞ記念館の矢崎節夫(やざきせつお)館長と竹田よしみ会の渡辺一宏(わたなべかずひろ)事業部長、佐藤義美記念館の稙田誠(わさだまこと)学芸員によるトークイベントや大分二期会のミニコンサート、この日のために結成された「グランツ合唱塾」による合唱が披露されるなど、義美の魅力が溢れる童謡祭となりました。

■毎年1月26日は「文化財防火デー」文化財を火災から守ろう!
1月26日の「文化財防火デー」に合わせ、国指定史跡岡藩主中川家墓所(岡藩主おたまや公園)で防火訓練が行われました。同墓所には、初代中川秀成(なかがわひでしげ)公をはじめ歴代藩主9人の墓があります。
訓練には、市消防署や消防団竹田方面隊などから約40人が参加。公園内の枯れ草が燃え、火が広がっているという想定で実施され、碧雲寺(へきうんじ)の姫野克道(ひめのかつどう)住職が通報し、駆け付けた消防署員と消防団員が火元に放水しました。
市内に残る貴重な文化財を火災から守るためにも、日ごろから火の始末には気を付けましょう。

■釘宮静子(くぎみやしずこ)さんに法務大臣から感謝状
2月13日、令和6年12月31日付けで任期満了により人権擁護委員を退任された釘宮静子さん(久住・栢木)の功績に対し、法務大臣からの感謝状伝達式が行われました。
釘宮さんは、平成31年1月1日から2期6年の長きにわたり人権擁護委員を務められ、こどもの人権問題や男女共同参画社会に関する問題にも積極的に取り組むなど、多くの人権擁護活動にご尽力いただきました。
釘宮さんは「多くの方に支えていただきながら、何とか任を終えることができました。この6年間で学んだことを今後の生活に活かしていきたい」と話してくれました。