しごと 都城をけん引する企業を紹介「企業の力」vol.55

■株式会社スカイウォーカー
ドローンを活用した農薬散布や資材運搬事業などを展開する株式会社スカイウォーカー。代表取締役の大工龍也(だいくたつや)さんが、前職で建築士としてインフラ点検などに携わる中でドローンの大きな可能性を感じ、令和元年に創業しました。「全ての人がスマート農業の恩恵を受けられるサービスを作ることで、地元に貢献したいと思った」と大工代表は会社設立のきっかけを語ります。創業以来、地道な営業活動により地域の課題を掘り起こし、ドローンを活用した解決策を導きながら、事業展開を図ってきた同社。特に、ドローンによる資材運搬事業は南九州初の取り組みで、車両が立ち入れない山林への苗木運搬などをドローンが担うことで、高齢者が多い現場の負担軽減に大きく寄与しています。
昨年12月、同社と本市は災害時における支援活動の協定を締結。「南海トラフ地震など災害リスクが高まる中、孤立地域への緊急物資運搬や復旧現場への安全な資材運搬に弊社のスキルを生かせると感じた。災害時のバックアップシティである都城市に社を構える者としての役割を果たしたい」と大工代表は力を込めます。
昨年6月、空の安全を守りたい思いからドローンの国家資格スクールを開校した同社。「弊社がパイオニアとして新たなチャレンジを続けることで、ドローンの普及につなげたい」と語る大工代表の目には、空の領域が持つ無限の可能性への飽くなき思いが輝いていました。

株式会社スカイウォーカー
【電話】51-8823