くらし 今日から実践!3010(さんまるいちまる)運動

10月は「食品ロス削減月間」、10月30日は「食品ロス削減の日」です。
今回は、家庭や宴会などでの食品ロスをなくす「3010運動」の取り組みを紹介します。

■食品ロスの現状
食品ロスは、小売店や飲食店、家庭など「食べる」ことに関係するさまざまな場所で発生しています。日本では、年間464万トンが食品ロスになっていて、その約半分は一般家庭から出ています。発生の原因として、食べ残しや賞味期限切れ・消費期限切れ、野菜の皮の厚むきなどがあります。

■家庭でできる!3010運動
食品ロスの削減には家庭での取り組みが大切です。生産者や食材に感謝の気持ちを持ち、次のことに取り組みましょう。
・毎月30日、10日は冷蔵庫内の点検を行う
・買い物の前には食品の在庫を確認し、必要なものだけを買う
・食材の期限をチェックし、迫っているものから使用する
・買ったものは使い切るか、残った食材はほかの料理に活用する

■残さず食べよう!3010運動
会食や宴会での食べ残しを減らし、食品ロスを削減するため、次の3カ条を守りましょう。
(1)食べきれる量を注文する
(2)乾杯後、30分間は席を立たずに、料理を楽しむ
(3)終了前の10分間は、自分の席に戻り、再度、料理を楽しむ

■食べ残しゼロへ!
環境業務課　副主幹　小城秀治(しゅうじ)
一人一人の小さな行動が大きな変化を生みます。「3010運動」で宴会の食べ残しを減らし、家庭では毎月30日・10日に冷蔵庫点検をするなど、身近なことから取り組んでみましょう。

問い合わせ：環境業務課
【電話】24-5560