くらし もしものために日頃からの備えを~「知る」「備える」「守る」(1)~

■もしもに備えて
近年、記録的な大雨や台風による災害が激甚化・頻発化し、大きな被害も発生しています。令和2年熊本県人吉・球磨地方では、甚大な被害が発生しました。えびの市でも、大雨による急激な河川増水や氾濫によって、浸水など広範囲にわたる被害が発生するおそれがあります。
これから、大雨や台風のシーズンに入ります。気象状況の変化によっては、避難が必要となる場合があります。災害が発生しても落ち着いた行動をとれるように、日頃の備えが非常に大切です。警戒レベルや、情報を得るためのツール、避難するときに必要なものを確認して、いざという時に備えておきましょう。

■警戒レベルと取るべき行動

■南海トラフ地震臨時情報
南海トラフ地震は、駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界を震源域として、過去に大きな被害をもたらしてきた大規模地震です。この南海トラフ地震の可能性が、通常と比べて相対的に高まったと評価された場合に、気象庁から「南海トラフ地震臨時情報」が発表されます。
昨年、南海トラフ地震臨時情報が初めて発令されました。地震は、季節を問わず、いつ起こるかわかりません。また、今後、30年以内に南海トラフ地震が発生する確率は80%とこれまでよりも高くなっています。
次の南海トラフ地震は、いつ起きてもおかしくないと「南海トラフ地震への関心」を高め、知ることであなたと大切な人の命を守りましょう。

■南海トラフ地震臨時情報の発表~防災対応の流れ
巨大地震発生の可能性が高まったことを示す南海トラフ地震臨時情報は次のような流れで伝達されます。政府や地方公共団体からの呼びかけ等に応じた防災対応をとりましょう。


※南海トラフの想定震源域またはその周辺でマグニチュード(M)6.8以上の地震が発生、もしくは南海トラフの想定震源域のプレート境界面で通常とは異なるゆっくりすべりが発生した可能性

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各災害時の避難場所等については、本紙16・17ページをご確認ください。

問合せ:市基地・防災対策課基地・防災対策係
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