くらし 市役所からのお知らせ pick up information(2)

■商工/新たに4商品がえびのブランド認証
9月26日、市役所で「えびの市特産品ブランド認証書交付式」が行われました。
この事業は、市内の優良特産品を「えびのブランド」として認証し、付加価値を付けて広く売り出すことで、特産品の販売促進を図っています。
また、ブランド認証品を充実させることで、誘客効果や地域産業の活性化につなげることを目的としています。
今回、ブランド認証された特産品は、SEN’s Berry Farmの「いちごあめフローズン」、明石酒造株式会社の「本格焼酎明月」と「本格焼酎むぎ神さあ」、みやぞのファームの「みやぞのいちご園のゴロゴロいちごジャム」です。
現在、えびのブランド認証を受けている産品は、今回の4品を含めて合計で30品です。
交付式では、村岡隆明市長からSEN’s Berry Farmの仙波健一さんと明石酒造株式会社代表取締役の明石秀人さん、みやぞのファームの宮園翼さんにえびの市特産品ブランド認証が交付されました。
村岡市長は、「ブランド認証を受けた商品ということで、自信を持ってどんどん販売してもらいたいです。市としても付加価値が高まるよう頑張っていきます」とあいさつしました。
仙波さんは、「県内外に広く販売している商品なので、認証を受けたことで、えびの市のアピールになればいいなと思っています」と話しました。
明石代表取締役は、「今回の認証を機に、より一層頑張って販売していきたいです」と話しました。
宮園さんは、「えびのブランドという名がついてえびの市のPRをし、えびの市の活性化につながるといいです」と話しました。

問合せ:市観光商工課商工係
【電話】35-3728(直通)

■畜産/鳥インフルエンザ・豚熱の防疫の徹底を
▽高病原性鳥インフルエンザ
昨シーズンは、令和6年10月から令和7年2月の間で確認され、特に1月に発生が急増し、串間市でも確認されました。全国どこで発生してもおかしくない状況にありました(14県51事例、約932万羽が殺処分)。
国外では、シーズン問わず継続して感染が確認され、アジア圏内では、9月に発生している状況です。今年度も、国外からウイルスが持ち込まれる可能性が非常に高く、厳重な警戒が必要です。
市内での高病原性鳥インフルエンザ発生防止のために、衛生管理区域内に侵入する車両等の洗浄・消毒や鶏舎の防鳥ネット等の点検・修繕をお願いします。

▽アフリカ豚熱(ASF)・豚熱(CSF)
ASFは、平成30年8月3日、アジア地域で初めて、中国での発生が確認されて以降、近隣諸国に拡大し、韓国全域で農場54件、野生イノシシ4257件(約1122万頭)の発生が確認され、国内への侵入リスクが高まっています(9月15日現在)。
中国等アジア地域からの旅客携帯品(豚肉やソーセージ等)のASFウイルス遺伝子検査陽性事例が、検疫探知犬や口頭質問で、315事例確認されています(8月31日現在)。
CSFは、国内では、平成30年9月に岐阜県の農場で発生が確認されて以降、各地に拡大。九州では、令和5年8月に佐賀県内の養豚場で初めて確認されました。また、県内では、4月9日に都城市で野生イノシシへの感染が初めて確認され、その後も継続して感染が確認されています(9月25日現在で18件)。現在、人や物の動きが活発になり、本市へのウイルス侵入リスクが高い状況ですので、より一層の警戒が必要です。
ASFやCSFの発生防止のために、野生動物の侵入防止対策、人や車両の消毒などの徹底を再度お願いします。

▽市民の皆さんへのお願い
ウイルスの侵入防止には、畜産農家だけでなく、市民の皆さんの協力が不可欠です。農場を訪れる際は、必ず農場主に連絡を入れて、動噴や踏込消毒槽での靴底、タイヤの消毒を徹底してください。
また、野生イノシシの間で豚熱が広がっています。人間に感染することはありませんが、豚に感染すると養豚業に大きな影響を与えます。ウイルスを山林から持ち帰らないようにしましょう。

▽家畜に異常を見つけたら
家畜が続けて死亡するなど、異常が確認されたときは、都城家畜保健衛生所、または市畜産農政課畜産振興室にご連絡ください。

問合せ:
市畜産農政課畜産振興室【電話】35-3744(課直通)
都城家畜保健衛生所【電話】0986-62-5151