子育て 飯野高等学校創立60周年 学びが変わる未来が広がる飯野高校プロジェクト

飯野高等学校(以下、飯野高校という)では、生徒たちが教室を飛び出し、実際の社会の中で、「自分で問いを見つける力」、「仲間と協力して動く力」、「まず挑戦してやり抜く力」を身に付けていきます。さらに、デジタルを活用する力、多文化を理解する視点、地域を大切にする心も育まれます。これらは、予測不可能な時代で重要な力です。「こんな学びなら楽しそう」、「ここで学ばせて良かった」と思ってもらえる飯野高校の学びは、未来の社会を生きる力を育てる実践そのものです。

■えびの市をベースに学び、新時代に必要な多様な力を育む活動を展開!
▽「0」から「1」をつくり出す力
アップサイクル商品の開発から販売まで行うプロジェクトを実践

▽問いから学びを始める力
授業の中で、未来を切り拓く事業家に学びながら自分の問いに挑む

▽人をつなぎ、チームで動く力
地域課題について自分たちができることを考え、市の担当者にプレゼン

▽実行力・挑戦する力
全国の高校生を招き、地域課題解決に向けて学び合うサミットを企画・運営

▽世界の現状・課題から学ぶ力
マレーシアで8カ国の高校生と社会問題について考える研修に参加

▽情報活用力・デジタル力
プロジェクト実践に向けて調査したデータをグループで分析

▽共感力・コミュニケーション力
マダガスカルの高校生・大学生向けにツアーを企画。異文化交流で相互理解

▽専門知識を学び、使いこなす力
授業で身に付けたスキルでちびっこ運動会を企画・実践

▽地域を未来へつなぐ力
温泉郷活性化に向けた交流イベント「えびのスプラッシュフェス」

■生徒の声「やってみたら分かる!この学びの価値」
▽橋口尚央(ひさよし)さん 普通科総合コース(2年・上江中出身)
私は、探究活動を通して、多様な人々と交流し、文化の違いやコミュニケーションの取り方を学ぶことができました。仕事図鑑の活動で北海道を訪れた際は、他県から集まった人たちと3日間行動を共にし、北海道の歴史や文化に触れる貴重な経験をしました。学校生活でも、さまざまな地域から来ている仲間がいるため、日常会話の中で文化の違いを実感し、常に新しい刺激を受けています。文化祭や体育祭、ボランティア活動では先輩・後輩とも積極的に関わり、行事を全力で楽しむことができています。毎日が充実した学びです。

▽東田莉愛(りあ)さん 生活文化科(2年・飯野中出身)
私は、調理・被服・パソコンの各種検定取得に力を入れ、三冠王を目指して日々努力しています。地域と連携したボランティア活動やイベントにも積極的に参加し、社会に貢献することの大切さを学んでいます。生活文化科では、実践的なスキルを身に付けるとともに、資格取得に力を入れることができます。また、進学や就職にも役立つ力を養うことができるのが大きな魅力です。得意分野を伸ばしながら、将来に直結する力を育むことができる学科なので、これからも積極的に挑戦し、視野を広げ、自分の可能性を見出していきたいです。

お問い合わせ:宮崎県立飯野高等学校
【電話】33-0300