子育て いきいき!健康 Healthy Life

■子どもや保護者のSOSにいち早く
11月は「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」期間です。
近年、児童虐待が多く発生し、深刻な社会問題になっています。児童虐待は、身体的虐待、心理的虐待、ネグレクト(育児放棄)、性的虐待に分けられ、これらが重複して起きていることもあります。児童虐待は、経済問題や家庭問題が解決せずに悩む親からのSOSサインであるともいえます。
次のような状況が重なるときは、虐待の可能性が高くなります。

▽子ども
・いつも子どもの泣き叫ぶ声や保護者の怒鳴り声がする
・不自然な傷や打撲の痕がある
・衣類や体がいつも汚れている

▽保護者
・子どもの養育に関して拒否的、無関心である
・子どものけがについて不自然な説明をする

児童虐待は、子どもの体も心も傷つけ、成長発達や虐待の連鎖にも大きな影響を及ぼします。もし「虐待を受けたと思われる子ども」を見つけたら迷わず、すぐに都城児童相談所や市役所に連絡してください。あなたの1本の電話で救われる子どもがいます。連絡は匿名でもでき、秘密は厳守します。
全国共通ダイヤル(地域の児童相談所につながります)【電話】189(いちはやく)

文:市こども課こども相談係