- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県三股町
- 広報紙名 : 広報みまた 2025年2月1日号
■交流拠点施設のイメージ図
具体的な位置関係などはこれから検討しますが、遊び広場、屋根付きの広場、町民交流施設、商業交流施設などを整備する予定です。
※この図は検討資料として作成したものであり、施設計画を決定したものではありません。
詳しくは本紙をご覧ください。
■はじめに
町営団地の建て替え事業が進み、余剰地の一つとなった町営五本松団地跡地。約2・2ヘクタールの同地を有効活用するため、町は平成30年4月「三股町交流拠点施設整備事業」に着手し、交流拠点施設の整備に向けて検討を開始しました。
今回は、本事業について、これまでの経過を紹介していきます。
■4つの機能を備えた施設に
交流拠点施設は「学び」、「子ども子育て」、「健康づくり」、「買い物と食」の4つの機能を備えた施設を目指します(左上の図を参照)。
本事業は、これまでに行ってきた町民ワークショップの結果などを踏まえて「町民の暮らし」を主眼に置き、「暮らしが息づく場をつくり、三股の暮らしの魅力を高める」ことを目的としています。私たち一人一人が豊かな暮らしを実現するうえで重要な点を機能として導入します。
■官民連携で進める
本事業とこれまで行われてきた事業が異なる点は、官(行政)と民(事業者や住民など)が連携して進めていくという点です。
町は、令和3年12月に、官民の〝民〟である町商工会と「官民共同事業体の設立に関する協定」を締結しました。この協定をもとに、町と町商工会が連携して官民共同事業体「まちづくり合同会社みまた」を設立することになりました。
「町民とともに考え、町民とともに進める」と掲げる町と、「わがまちのことは、わがどんでやっど」と掲げる町商工会。「まちづくり合同会社みまた」は、そうした思いを共有する両者が、共同で設立したものです。
■魅力あるまちの中心市街地づくり
今後、まちづくり合同会社みまたは、交流拠点の施設整備や運営に関わるほか、町中心市街地の活性化を目指して官民連携で立ち上げた組織「みまたん・ミライカイギ」においても中心的役割を担いながら、魅力あるまちの中心市街地づくりの担い手としての活躍が期待されます。
◆4つの機能
(1)学び
幅広い世代が学びに触れることができる機能。また、生涯学習講座の開催、作品展示や発表会などができる場所を設ける。
(2)子ども子育て
子どもや子育てをする親が楽しめる機能。また、学生が交流し新しい友達と出会える場所、いつでも気軽に自由に過ごせる場所を設ける。
(3)健康づくり
トレーニングや栄養指導など、丈夫でけがをしにくい体づくりのほか、幅広い世代が交流しながら運動や健康づくりができる機能を導入。
(4)買い物と食
暮らしに欠かせない生活利便施設として、生鮮三品を扱う店舗や地産地消に特化した飲食店、チャレンジショップなどを導入。
▽官民連携 事業推進体制のイメージ図