イベント まちを、まつりを、支えるもの(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県三股町
- 広報紙名 : 広報みまた 2025年10月1日号
■まちを、まつりを、支えるもの
~まちへの"熱"を込めて、活気あふれるふるさとまつりに~
▼第33回 三股町ふるさとまつり
日時:11月8日(土)午前9時~午後9時
会場:町ふれあい中央広場、元気の杜広場
○ふるさとまつりを開催します
11月8日(土)、第33回三股町ふるさとまつりを開催します。
会場は、例年どおり町ふれあい中央広場と元気の杜広場。ジャンカン馬踊り、キッズダンスフェスタ、サンバカーニバルやお楽しみ抽選会など、さまざまなステージプログラムを準備しています。
○今年は、1日開催
これまで2日間にかけて開催していたふるさとまつり。今年は、その魅力を1日にぎゅっと凝縮して開催することになりました。
会場では、本町が誇る地場産品や町内の飲食店などによる自慢の品々が販売されます。また「みまたふるさと大使」に就任するイタリアンシェフ大田勇樹(おおたゆうき)さん監修の特別メニューを、櫻美学園高校の皆さんが販売します。
サブ会場となる元気の杜広場では「Re.温故知新フェス」を開催。大衆酒場、ステージ、腕相撲、スターを探す「みまたんゴットタレント」、パンスト相撲、軽トラのど自慢大会など、さまざまな企画を用意しています。
○みんなでつくる、ふるさとまつり
今年で33回目を迎えるふるさとまつり。その準備や運営は、誰が行っているか知っていますか?
町職員?町商工会?農業団体?町観光協会?町社会福祉協議会?町文化協会?民主団体?それとも、町民有志?答えは〝それら全ての団体〟です―。
今回は、これまでのふるさとまつりの歴史を写真で振り返るとともに、準備運営にあたる実行委員会のメンバーや、会場に賑わいをもたらす町民有志に話を聞きました。
○まちを動かすエネルギー
私たち人間が元気に生活するためには、さまざまな栄養が作り出すエネルギーが必要です。同じように、このまちが活気あふれるまちであり続けるためには、このまちに関わる私たち一人一人の生み出すエネルギーが欠かせません。
それでは、まちに活気を生み出すエネルギーとはどのようなものなのでしょうか。本町の恒例行事「ふるさとまつり」を通じて考えます。
■写真で振り返るふるさとまつり
※詳しくは本紙をご覧ください。
■ふるさとまつり実行委員会
副会長 園田裕樹(そのだゆうき)さん
(町商工会青年部 部長)
▼子どもたちにも、まつりを楽しんでほしい」
今回、私たち実行委員会が新たに取り組むのは、提灯への名入れを前提とした協賛金のお願いです。廣瀨会長から古くなった提灯のリニューアルについて提案があった際、「提灯に協賛企業・団体の名入れをすることで、協賛いただいた企業・団体の名前が、少しでも目に付くようになるのでは」と考えて、提灯への名入れを提案しました。
他町村の商工会員と交流していると「自分たち商工会員が、地域のまつりを担っている」という話を聞くことがあります。私たちも準備にかかる時間を捻出しながら準備に当たり、まつりを盛り上げていきたいと思います。
まつりの準備や運営を通じて各種団体の代表や町の関係者たちと協働していくことは、有意義な経験になります。
そのため、青年部長の私だけでなく、ほかの部員も一緒になってまつりに関わることができればと考えています。そして、私たちだからこそできる楽しい企画もあるのではないかと感じており、いずれはまつりの企画などを私たち青年部が担えればいいなとも考えています。
私が子どもだった頃と比べると、最近は子どもたちが遊ぶ場所や機会が減っているように感じます。私たちは射的や飲食物の販売を検討しています。また、ステージではミマタレンジャーも登場します。ぜひ、子どもたちにも楽しんでもらいたいと思います。一生懸命頑張りますので、ぜひ、温かい応援をお願いします!
○教えて、園田さん
「ふるさとまつりの思い出」
中学生の頃、着なくなった服や使わなくなったアクセサリーなどを、友人たちと一緒にフリーマーケットのような形で販売しました。友人たちと楽しんだ、いい思い出です。
■ふるさとまつり実行委員会
伊藤郁美(いとういくみ)さん
(まちおこし団体「Social good fellows」代表
▼まちにつながりを生み、つながりを深められるまつりに
実行委員に加わり、3回目のふるさとまつりです。第30回・31回ふるさとまつりでは、五本松団地跡地でイベントを開催し、昨年(第32回)はサブ会場で「軽トラのど自慢」などの企画を行いました。
私はこのまちで生まれ育ち、子どもの頃、ふるさとまつりをとても楽しみにしていました。実行委員となったからには何か力になれないか―。そんなことを考えている時期、私が代表を務めるまちおこし団体のメンバーが「大人も子どもも一緒に参加し、体験できるような企画ができないか」といった話を始めました。真剣に思いを語る姿に、その「熱」は、ほかのメンバーにも伝わっていきました。
さらに、商工会の実行委員と話した際「一緒にやろう」と私たちの思いに共感してくれました。実行委員会全体の協力関係は、どんどん強くなっています。
今回はサブ会場の企画、準備や運営を担い〝地域や人とのつながりの強化〟を目的に「Re.温故知新フェス」を開催します。まちの魅力、まちの皆さんの思いを共有し、世代や地区を超えた交流を生み出したいと思います。
会場には大衆酒場ブースを設け、ステージ、腕相撲、スターを探す「みまたんゴットタレント」、パンスト相撲、軽トラのど自慢大会など、大人も子どもも一緒になって楽しめる企画を用意しています。
まちへの思いを込めて精一杯頑張りますので、ぜひ遊びに来てください!
○教えて、伊藤さん
「ふるさとまつりの思い出」
中学生の頃、当時「バンダナ」が流行していました。どんなバンダナを、どんな巻き方で、どこに巻こうか考えたり…。とにかく、ふるさとまつりがとても楽しみでした。
