- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県綾町
- 広報紙名 : 広報あや 2025年11月号(285号)
リチウムイオン電池は軽量で寿命が長いことからスマートフォンやモバイルバッテリーなどに使われており、今や生活に欠かせないものになっています。しかし使用後は正しく処分しないと火災の原因になることも。近年は、誤った廃棄による火災事故や充電中の発火トラブルが急増しています。
リチウムイオン電池はスマートフォン、タブレット、携帯ゲーム機、モバイルバッテリー、加熱式たばこ、コードレス掃除機、電気カミソリなど身の回りのさまざまな製品に使われています。
◆ごみ処理時の火災事故が増加
リチウムイオン電池は強い衝撃が加わることで発火するおそれがあります。誤った分別区分でごみに出されたリチウムイオン電池がごみ収集車の中で圧縮されたり、ごみ処理施設の破砕機などにより衝撃が加わったりして発火し、大規模な火災事故につながった事例もあります。
出火した件数
・令和4年度4,260件→令和5年度8,543件
◆リチウムイオン電池の処分
火災事故の原因となった品目で一番多いのはモバイルバッテリーで、加熱式たばこ、コードレス掃除機が続きます。見た目ではリチウムイオン電池が内蔵されていることが分かりにくい商品もあるので注意が必要です。
発火リスクを減らすためには、製品が動かなくなるまで電力を使い切ること。処分するときは家電量販店などに設置されている「小型充電式電池リサイクルBOX」をご利用ください。
▽政府広報オンライン「リチウムイオン電池、誤った捨て方で火災に!」を加工して作成
▽リチウムイオン電池の回収場所・回収対象の電池などの情報は(一社)JBRCのホームページをご確認ください。
※詳しくは広報紙掲載の二次元コードをご覧下さい。
