- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県出水市
- 広報紙名 : 広報いずみ 10月号(2025年10月1日発行)
『高校選び』
今年も残すところ3か月となりました。
新しい年、そして4月からの新たなステージへの準備が少しずつ動き出しています。
そのうちのひとつ「高校選び」。
ガチっと意思が固まっている子もいれば、この2人のようにパンフレットを広げ、
頭を抱えている中学3年生もまだ多くいます。
あなたは、人生で初めて自分の意思で学校を選ぼうとしている我が子と、
どのように向き合っていますか。
■高校選びは子どもの一大プロジェクト?
「志望校が決まっていない 約26%」
この様式に見覚えのある方も多いのではないでしょうか。数か月後、中学3年生の皆さんは、この入学願書に記入する時がやってきます。今回、取材を進める中で、市内の中学校に通う3年生を対象に高校選びに関するアンケートを行いました。その結果、9月17日時点で約26%の生徒が「志望校が決まっていない」と回答しました。複数の高校で悩んでいるなど、決まっていない理由は様々あると思います。中学校の授業で行う高校調べや、夏の体験入学などを終えた今も、一校に絞れずに悩む子どもたち。あなたはこの26%という数字をどのように感じましたか。
※詳細は本紙をご参照ください。
◇「この志望校を選んだ理由は?」
突然ですが、中学3年生の入学願書を提出した頃を思い出してみてください。
この質問に対して、当時のあなたならなんと答えますか?
今の中学3年生にも同じ質問をしてみました。※志望校が決まっていない場合は選ぶ理由
1位 進路[大学・就職]のため[43%]
2位 やりたい部活動があるから[34%]
3位 学びたいことがあるから[25%]
4位 家族や先生からのアドバイス[22%]
5位 自分の学力に合っているから[19%]
6位 家から近いから[18%]
7位 友達が希望しているから[12%]
8位 先輩・兄姉が通っているから[12%]
9位 なんとなく[11%] ※回答は3個まで選択可能
ここで注目したいのは、4位「家族や先生からのアドバイス」。人生の中で初めて大きな決断を迫られる中、家族などのアドバイスが子どもの決定に大きな影響を与えていることがわかりました。5人に1人はアドバイスを参考にしていると考えると、家庭内でのコミュニケーションがとても重要となってきます。
◇Advice
市内の高校の魅力を知る上で、家族(親・兄姉)からのアドバイスは必要だと思いますか??
↓
必要だと思う 約93%
中学3年生のほとんどが、市内の高校の魅力を知るには、既に高校生活を経験している親などに話を聞いたりアドバイスをもらいたいと考えていることがわかりました。しかし、私たち大人が卒業したのはもちろん一校。魅力を語れと言われても…。そこで今回は、子どもと高校選びをする上での基礎知識である、市内の5高校の特長的な授業を一挙にご紹介します。「この教室変わってない!」「自分の時こんな授業なかった」など、母校を懐かしみながらご覧ください。
Let’sGO!
