- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県指宿市
- 広報紙名 : 広報いぶすき 2025年5月号
■ALOHA(アロハ)のまちのちょこっとステージ ダンスや踊りで魅了
ALOHAのまちのちょこっとステージが市民会館で3月2日に行われました。趣味や習い事など日頃の活動を披露する場を設け、市民の生きがいづくりにつなげようと市が実施したもの。19団体が出演しタヒチアンダンス・フラ・ストリートダンス・日本舞踊が披露され、来場者を楽しませました。出演した魚見小4年(取材当時)の鶴澤愛織(つるさわめお)さんと愛音(ねね)さん姉妹(五郎ヶ岡)は「いつもの練習どおり上手に踊れた」と話しました。
■自衛隊入隊・入校予定者壮行・激励会 安全・安心のために旅立つ
自衛隊入隊・入校予定者壮行・激励会が3月4日に指宿庁舎で行われました。自衛隊への入隊・入校を予定する市民を激励しようと行われたもの。有里愛翔(ありさとまなと)さん(二月田)、三石龍雅(みついしりゅうが)さん(湯之里)、高橋志来(たかはしもとき)さん(井手下)が出席し、自衛隊鹿児島県地方協力本部長らからエールを送られました。代表であいさつした有里さんは「良い事ばかりではないと思うがその経験を人生の糧とし、指宿出身である誇りと家族への感謝を胸に日々努力したい」と話しました。
■敷領遺跡見学会 古墳時代の指宿を思う
敷領遺跡見学会が3月9日に行われました市営敷領団地の建て替えのための発掘調査で約1,500年前の古墳時代の集落遺跡が見つかり実施したもの。有力者が所持したとされる希少な朝鮮半島製の鉄おのや開聞岳噴火により埋もれた植物の化石などの出土品展示もありました。見学した廣瀬智(ひろせさとし)さんと久美子(くみこ)さん(摺ヶ浜中)は「当時の人々の暮らしを想像できる。このような素晴らしい遺跡が指宿にあることが誇らしい」と話しました。
■今和泉小学校が水産体験学習 海の恵みを収穫しよう
うみべの教室が3月19日に県水産技術開発センターで行われました。子どもたちに海や水産業について理解を深めてもらおうと県が行っている取り組み。昨年5月に種子から育て、海中で栽培していたワカメを収穫し、食べることができるよう塩漬け加工体験を行いました。同小5年(取材当時)の横村由樹さん(細田東前)は「昨年からみんなで育てたワカメが大きく成長していて驚いた。収穫したワカメは大好物なので海藻サラダにして食べたい」と話しました。
■サンシティホールの愛称が決定 指宿の発展へ命名
サンシティホールいぶすきネーミングライツに関する契約締結式が3月18日に指宿庁舎で行われました。同施設の愛称の命名権を鹿児島市の鹿児島水処理株式会社が取得し行われたもの。愛称は「鹿児島水処理スポーツドーム」に決定し、4月から5年間使用されます。指宿市出身の大西正三(おおにししょうぞう)取締役会長は「会社の創立40周年の記念に合わせ、生まれ育った場所に何か貢献できればと思い命名権の取得を決めた。今後も指宿の発展に貢献したい」と話しました。
■高校生向けに地元企業を紹介 指宿で働く魅力を学ぶ
高校生向け地元企業ガイダンスが3月19日に開聞総合体育館で行われました。高校生と地元企業が交流する場を設け、地元で働く魅力を高校生に知ってもらおうと市が開催。市内27企業が設けた展示区画を指宿商業高校・山川高校・指宿特別支援学校の他、南九州市の頴娃高校の生徒が回り、担当者の話に聴き入りました。指宿商業高校2年(取材当時)の須崎琥鉄(すざきこてつ)さん(迫北下)は「今回学んだことを生かして働きたい分野を絞っていけたら」と話しました。
■砂むし温泉の効果を報告 体に優しく健康に
砂むし温泉の効果検証試験報告会が3月21日に時遊館COCCOはしむれで行われました。砂むし温泉の安全性や効果を検証する取り組みで被験者から得た測定結果を基に報告したもの。砂むし温泉はサウナや温浴と同じような血圧低下効果があり、他の入浴法と比べ体温上昇による息苦しさが起こりにくく不快感が小さいために習慣化が期待できる温熱療法だと筑波大学の藤井直人(ふじいなおと)准教授と鹿屋体育大学の堀内雅弘(ほりうちまさひろ)教授が報告しました。
■新小学生に交通安全教材を贈呈 交通安全に役立てて
公益社団法人鹿児島県トラック協会指宿分会から市内の新小学1年生への交通安全教材の贈呈式が3月21日に指宿庁舎で行われました。道路標識に親しみを持ち、交通安全に対する意識を高めてもらおうと同協会が行なっている取り組み。道路標識がデザインされた定規や鉛筆など222セットが贈られました。今村悦紫(いまむらえつし)会長は「子どもたちが交通安全に対する意識を持ってもらうために活用してほしい」と話しました。