- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県指宿市
- 広報紙名 : 広報いぶすき 2025年6月号
■開聞中サッカー部が大活躍 一人一人の力を結集させて
開聞中学校のサッカー部が大会で優秀な成績を収め、4月4日に市長に報告しました。同部は第52回鹿児島県中学U-14サッカー大会へ部員10人で出場し3位、2025北九州カップ第32回中学生親睦サッカー大会では9人で出場し25チーム中7位という快挙を達成。主将を務める3年の野元琉輝(のもとりゅうき)さん(川尻東)は「少ない人数で勝つことができて驚いた。まずは地区大会優勝を目指して新入部員と一緒にチームワークを高めていきたい」と話しました。
■令和7年度転入教職員宣誓式 チーム指宿の一員として
市内の小・中学校、指宿商業高校、教育委員会に新しく赴任した教職員の宣誓式が4月4日に市民会館で行われました。63人の教職員を代表し魚見小の山田島規浩(やまだしまのりひろ)校長が宣誓を行い、今和泉小の柳田健一(やなぎたけんいち)校長が「保護者や地域と連携・協働してよりよい教育を推進したい」とあいさつ。指宿が初任地となった山川中の小川剛央(おがわたかお)教諭は「指宿は観光で訪れていて親しみがある。地域とのつながりを大切にして生徒に寄り添える先生になりたい」と話しました。
■鹿児島県農業功労者表彰 南薩地区の農業発展に尽力
東孝一郎(ひがしこういちろう)さん(谷村上)が鹿児島県農業功労者表彰を受賞し4月9日に市長に報告しました。農業の発展に貢献した人に贈られるもの。東さんは南薩土地改良区理事長を務め、土地改良事業に長く携わり改良区の適切な維持管理に貢献したことが評価されました。東さんは「受賞の知らせを聞いた時は驚いたがありがたいこと。指宿だけでなく南薩地区全体の農業発展について考えて次の世代へつなげていけるようにしたい」と話しました。
■山岳救助訓練 迅速な救助を目指して
開聞岳山岳救助訓練が4月11日に行われました。登山シーズンを前にスムーズな救助体制を確認するために行われたもの。山岳救助隊や県防災航空センターなどが参加し、5.5合目で負傷した救助者をヘリコプターで救助する訓練や、4合目付近で登山道から外れて滑落した負傷者の捜索・救助訓練が行われました。山岳救助隊の末吉秋平(すえよししゅうへい)隊長は「登山をする時はしっかりと準備をしてほしい。事案が発生した場合、迅速に救助を行いたい」と話しました。
■未来協議会in商店街朝市が1周年 にぎわい創出を目指して
未来協議会in商店街朝市が4月20日に指宿中央通り商店街で開催されました。商店街再生を目指して毎月開催され、新鮮な野菜や海産物、お弁当の販売に加え、ワークショップやドライヘッドスパなども楽しめる人気イベント。1周年を迎え、今回は38店舗が出店し300人以上が訪れました。土岩江美子(つちいわえみこ)さん(二月田)は「駅前ににぎわいがあるのはとても良いこと。いろいろなお店を回って買い物ができて楽しい」と話しました。
■指宿港海岸一帯の活性化に期待 海とまちをつなぐ交流拠点へ
みなとオアシスいぶすき登録証交付式が4月29日に指宿港海岸で行われました。地域住民の交流や観光振興を通じた地域の活性化のため、「みなと」を核としたまちづくりを目指し国土交通省が登録するもの。全国で167か所目、県内では3か所目の登録となりました。指宿市観光協会の中村勝信(なかむらかつのぶ)会長は「非常に良い登録をしてもらった。市民の皆さんと共に指宿全体で指宿港周辺を中心としたオアシスづくりに取り組みたい」と話しました。